今日は北海道中央バスの転属車を1台。
今日ご紹介するのは北海道中央バス千歳営業所所属の札幌200か2208、いすゞ+富士重工R17Eです。
このクルマは97年に中央バスが導入したロマンス仕様車で旭川営業所に新製配備後、空知中央バス深川営業所に転属、さらに08年に中央バス本体に復帰するのと同時に空知地区を離れ札幌事業部の石狩営業所へ転属となりました。 しかし最近になり千歳営業所へ転属となったようです。
これで札幌200か1028、2202、2208と旧空知事業部から転属してきたクルマと大曲に所属していた札幌22か3117が千歳へ集約され、V8モデルのロマンス車が千歳へ集められることとなりました。
ちなみにこの2208と22か3117は共に97年式ですので、2208が札幌ナンバー圏に新製配備されていれば3117と同じぐらいのナンバーで登録されていたことでしょうね。
おそらくこれらV8モデルの7Eは千歳で最後を迎えることになるはずです。
この2208は車体更新を受けていないのでしょうか、すっかり珍しくなった低床車表示が今も残っています。ただ本来中ドア横にも低床表示があるはずで、LED表示に転換後でも残っていたんですが、ドア横に関してはなくなっていますので、近年の補修などで失われたのかもしれません。
フロントに残る低床車表示の影響でこのクルマのみサピカのステッカー貼り付け位置が他のクルマと異なっているため、フロントのリッド部分にかかってしまいステッカーを切って貼りつけてあるのがちょっとしたアクセントになっています。
低床表示が失われたクルマの場合この低床表示部分にICカードのステッカーを貼ってますからね。よくステッカー貼り付けの際上から貼られたり失われなかったな〜と思うばかりです。
昔は中央バスだけでなくジェイアール北海道バスでもワンステップ表示がありましたが、今ではワンステ、ノンステは当たり前になってしまったので表示の必要もなくなり、新車では表示なしで納車、元々表示のあったクルマでも消されるようになりましたからね。この2208が入った当時は低床車自体珍しかったことを思うと、今年で21年目となる2208ですが、この21年でバスが大きく進化してきたというのがこの低床表示1つで伝わってくるようです。 |
|