レカ郎写真記


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...... 2018年05月14日 の日記 ......
■ いつまで見られるこのコラボ   [ NO. 2018051401-1 ]



北海道と命名されて今年で150年。いろいろなところで150周年モノを見かけるようになりました。先日はソーセージにまで150年のロゴが焼印されていたのは驚きましたが、50年前に迎えたのが北海道100周年。その100年を記念して建てられたのが厚別にある百年記念塔。もうすぐ後ろまで江別市の境界線が迫っているような場所に建てられていますが、この100年記念塔が老朽化に伴い現在立ち入るどころか近くに寄ることもできない状況になっています。風が強いとサビなどが上から落ちてるとのことですが、これをこの150周年を迎えた今、大規模改修を行うか、それとも取り壊すかで揺れているようです。

もし取り壊すという判断が下されれば今日の写真のようなコラボというのはもう見られなくなってしまうことになりますが、そうなると記念塔を取り入れた色々なものが困ってしまうことになるはず。記念塔病院という名前も変えなければならなくなりますし、江別市のカントリーサインにも百年記念塔が描かれていますから、これも削除したり、考えなおさなければならなくなります。

既に建立から50年も経っている百年記念塔、私個人としては多少お金はかかっても修繕して継続する方がいいんじゃないかと思うんですね。100年を記念して建てられた塔があっけなく壊されてしまうというのはあまりにも残念な話ですし、ここに百年記念塔というのがあったんだよなんて語るだけになってしまったら、当時の人はなんて無計画なことをしていたんだとすら未来の人たちに思われかねません。たった50年で取り壊さなければならないものを100周年の時に作ってしまったということになるわけですしね。
それにもう半世紀ですから、すっかり地元にも定着しているわけですから、それがなくなるとなればさびしいことこの上ないはずです。

なので150周年に何をしようかと道が募集していたりしましたが、150周年に新たに何かをするんじゃなく、百年記念塔を大規模改修するでいいんじゃないかなと思うんですよね。200年、250年と50年おきに大規模改修して維持して残していく、これでいいじゃないかと思いますし、そこにかかる経費はけして無駄ではないと思うんですね。少なくとも勝手にどんどん建て替え議論を進めた道議会の建て替えよりは無駄じゃないような気がしますし。

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