以前は隠れた絶景スポットだった樽前ガロー、最近は訪れる人が増え始め、ちょっとした観光地にもなりつつあるようですが、そんな中私も樽前ガローへ行ってみました。
知ったのは樽前ガローそのものではなく、実はバスの行き先から。現在は予約制の路線になっていますが、道南バス、元は苫小牧市営で運行していた北樽前までの路線にガローという表記を見かけて「なんだこれは?」と不思議に思って調べたのが存在を知ったきっかけでした。
今回行ってみたのは新しく機材を導入したから・・・・ではなく、昨年ひょんなことから樽前ガローを意識しだし、こういう面白いところなんだとより詳しく知ったものの、時すでに遅し。というのは川底まで日が回るのは日が一番高くなる6月限定ということ。せっかく行くなら最もいい条件下で撮ってみたいと思いじっと待つことほぼ1年。やっと樽前ガローへ行ってきました。
せっかく日の高さを考慮して行くわけですから、晴れの日を狙いたいもの。しかし今時期の太平洋側は海霧が発生しやすいためかなり迷った末の決行でした。 しかし曇り時々晴れという予想に反した天気。曇りだとせっかくの新緑の色も全然出ないんですよね。なので日が差して来るまで待ったりと結構時間がかかってしまいました。 その中の1枚が今日の写真。生えたての新しいコケの新緑がただの緑ではなく蛍光緑に近いような状態で、ヒカリゴケでもないのにヒカリゴケに見える、そんな状況でした。 時に川の中に三脚を立て、時にロープを伝って急斜面を降りる、撮影機材持ちにはちょっと辛い道のりもありましたが、苦労を裏切ることのないなかなかいい景色の数々でした。
今時期がチャンスですが、お勧めの装備は長靴、汚れてもいい服装はかかせないかと思います。軍手などもあるといいかもしれません。 胴長なんかもあると長靴では入れない場所で撮影出来ますが、流れが急なところがあるので注意しなければならないのと、175cmの私を越える長さの枝を差し込んでもちょこっとてっぺんが出る程度の深い場所もあるので注意が必要です。 |
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