今日は札幌第一観光バスから1台。 今日ご紹介するのは札幌第一観光バスの札幌22か3037、三菱ふそうエアロクイーンTです。
このクルマは15年に札幌第一観光バスへ入籍したもの。元々は北海道中央バスが97年に導入したKC代の貸切車で連番の3038と共にJALストーリーの契約者として導入されたものでした。新製配備は月寒営業所で01年には短命に終わった中央観光バスへ籍を移しています。04年に中央観光バスは事業を停止していますが、この間にJALストーリーカラーから中央バスカラーへ変更されています。そして中央バス本体復帰後は大曲営業所へ転属し大曲の貸切車として活躍してきましたが、15年第一観光バスへ転属となっています。
元々は月寒営業所に配備され、その後中央観光バスは月寒営業所を廃止して置かれたため大曲転属までの間は同じ場所に所属し続けていましたので、一観転属はある意味古巣への里帰りとなっているわけですね。
なお連番の3038はニセコバスへ転属していますので、ここで長らく共に歩んだ相棒と別れ別れになってしまっています。
一観は日野車のヘビーユーザーですので、一観のふそう車というのは何か違和感を覚えますし、カラーが中央バス時代そのものなので全然一観のクルマには見えないんですけどね。
このクルマも車齢20年以上となりますので近いうち徐籍され置き換えられてしまうことになろうかと思いますが、月寒営業所が中央バス直営だった時代をしる生き証人もだんだんと減ってきましたね。
なお一観の構内、車庫と車庫の間にふそう車が1台ナンバー抜きになって置かれていますので、中央バス、もしくは空知中央バスから転属して一観入りしたものの中から徐籍が出ているようです。 |
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