今日は北海道中央バスから1台。 今日ご紹介するのは北海道中央バス真栄営業所所属の札幌200か1946、いすゞガーラHDです。
このクルマは07年に導入になったPKG代のガーラ。おそらくこの時入ったガーラが中央バスにおけるPKG代初のクルマになったものと思われます。
さて導入から早くも11年目となるこのクルマ、5年もするとなんと置き換えという時期になってしまうはずですが、数ある中央バスのセレガーラの中でもこのクルマの経歴がすごいんです。
導入当初は連番の1945と共に札幌北へ新製配備されましたが、11年には滝川へ転属、しかし半年もしないうちに札幌北へと戻っています。1年半ほど札幌北で過ごした後13年12月には千歳へ転じスキーバスとして活躍、しかし3か月ほどで札幌北へと戻った後14年9月からは真栄へ転属し現在に至っています。
これほどあちこち、しかも札幌事業部と旧空知事業部、小樽事業部を行ったり来たりしているセレガーラはそうそうないはずです。 後部トイレ付という短距離から中距離まで対応できる仕様が威力を発揮しているのかもしれませんね。
なお連番の1945はノーマル仕様ですが、こちらも札幌北→月寒→真栄→余市と渡り歩いており、共に転属歴の多いクルマ同士となっています。
早ければ残り5年ほどの命ではないかと見られるこのクルマですが、廃車までの間にまだ転属歴を増やすことはあるのでしょうか。
それにしてもあと数年以内にセレガーラの廃車が始まる時期になるというのはどうにも信じがたいものがあります。 |
|