レカ郎写真記


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...... 2018年07月01日 の日記 ......
■ キハ183系0番台終焉   [ NO. 2018070101-1 ]



6月30日を持って40年以上にわたって活躍してきたキハ183系の0番台がついに役目を終えました。
その最後となったのがオホーツク用のキロハ182。先日もこのキロハを最後に撮っておこうと思ったもののやって来たのがキロ182のハイデッカーだったという話題をしましたが、では今度はどうだと再度チャレンジしてみてようやく最後の最後でキロハを捕まえることができました。今までならキロハは当たり前でキロ9などイレギュラーなものが入る方が少なかったんですけどね。

今年春にキハ183系の初期車は大方引退となりましたが、キロハだけは唯一生き残っていたものの、もうあの独特のエンジン音も聞けなくなったわけですね。

思えばこのキロハというのも全国的に珍しい車両だったのではないでしょうか。3分の2がグリーン車で残りが普通車ですからね。何度か内部を見たことがありますが、普通車部分は小部屋に普通席が並んでいるという奇妙なものでした。小グループで普通車部分を貸し切ってしまうと楽しい車両だったかもしれませんね。

これはオホーツクのグリーン車乗車率を考慮してのこと。つまり利用率が少なかったので減らして普通席にしたということになるわけですが、確かにハイデッカーキロだった時も、今回撮影した時も、お客さんの姿が見られないような気がしました。オホーツクは網走までの所要時間が長いですから、需要がありそうな感じなんですけどね。

キハ183−100番台などのように大幅に車両をいじっているわけではないので、構造的にはキロ182時代と同じですが、普通席を設置した関係で屋根上のエバポレータの数や形状、喫煙室だった部分の固定窓など構造が独特でした。
なお車両番号はキロ182時代のままですので、キロハにはトップナンバーのキロハ182−1って存在しないんですよね。

その昔夜行便があった頃は寝台もグリーン車もついているというのがオホーツクでしたが、寝台車がなくなり、そしてキロハもなくなり、過去を知っている車両もすっかりいなくなってしまいました。

昨日のオホーツク3号から新編成となって運用しているわけですが、昨日見たところ早速キロ182−7550番台が入っていました。北斗用だった車両もいよいよ本格的にキハ183系最後の活躍の場となった石北線特急に活躍の場を移して来ています。

初期車が春で最後だったわけですが、イレギュラーで1回2回くらいは臨時や代走で本線に出てくることがあるのではないかと思ってましたが、1度もなかったですね〜。次初期車に会えるとなると追分に静態保存となる車両だけになってしまうのでしょうね。あれほど数も種類もあったキハ183系もほんとに少なくなったものです。

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