札沼線電化の際に開発、投入されて以降続々と数を増やし、バージョンも増えている733系、おそらく731系をしのぎ、721系に迫る数にまでなっているのではないかと思いますが、そんな733系にまた新たな車両が登場しました。 今回快速エアポートの増発などを目的とした増備で新たに投入されたのは3000番台のエアポート編成。733系は製造もかなりハイスピードで行われるようで、あっという間に出来上がってしまうという感じがしますが、今回登場しているのはB−3108〜3111で、既にすべての編成が営業運転に就いています。 これでかなりの率でエアポートは733系という感じになっていますが、今回登場した車両からヘッドライトが変更になり、HIDは変更なしですが、これまでハロゲンを使ってきたハイビーム側と上部のライトがLEDとなり、ヘッドライトが白一色に統一されました。そのため遠目でも新車が来たと分かる状況です。 今後これまでの編成もLEDライトへ転換されることが考えられますので、そうなると判別不能になりますが、現段階では新旧の判別は遠目でも可能です。
試運転期間には旭川まで入線していたようですが、今後旭川方面での運用も計画にあるのでしょうかね。それとも岩見沢以北は長いストレートがあるのでそれを利用してフルスピードを出す試験でも行っていたのでしょうか。
これまでの編成とさほど変わりはありませんが、顔だけはお目めがパッチリといった感じに変わっているのが今回の増備車です。
ところでふと思うのですが、函館本線の6両編成運用にもエアポート編成が使われていますが、この運用に733系のエアポート編成をあまり見ることがなく、721系ばかりなんですよね。もしかして既にエアポートの運用は733系が基本で721系は不足分を補う補助的な役割に回っているため、721系が函館本線へ回ることが多いのでしょうか。 これだけ編成が増えてもなお、私としてはエアポートは通勤型ではなく、クロスシートの近郊型であってほしいと思うんですがね。看板列車のはずがサービスを低下させているという感じにどうも思えてしまうんですよね。 まあ通勤型だと詰め込みは効きますから効率的にはよいのでしょうけどね。 |
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