先月末で最後に残っていたキハ183系の初期車、キロハ182が用途廃止となり離脱してしまいましたが、先週久々に苗穂方面へ行った際、引退したはずのキロハにまた会うことができました。
最後にキロハを撮った時、もうキロハを見ることもないんだろうなと思ったんですが、ここに来て再び見ることができるとは思いませんでした。 しかもこの時見たキロハはキロハ182−3で、最後まで活躍していたキロハ6とは違うクルマではありませんか。 既に幕抜きになっていますので、もしかするとこのクルマが不調になり復帰不能となったことで早々とハイデッカーが登場していたのかな?なんて思ったんですがね。 他にも何両かキハ183の初期車とN183がついていたんですが、撮影後すぐに苗穂運転所の奥へ押し込まれて行ったのでギリギリセーフでした。
そして気になるもう1両もキャッチ
こんなのも撮れました。 貴重なとかち色のキハ183−406です。406の顔をまともに見たのは何気に10年以上ぶりかもしれません。最後に見たのは毎年3月か4月頃走る団臨で先頭に就いていた時ですので随分前になります。
しかもHMが大雪になっていて、私個人としては大雪のHMを見たのは初めてでした。かな〜り遠くからでしたが。というか撮った画像を拡大しないと分かんないぐらい遠くからですが。 しかもよく見ると側面の表示が「オホーツク 札幌」とHMとちぐはぐな状態に。 ハイデッカーキロが早々と出て来ていた時は増結車として登板していましたが、今後このクルマの出番はあるのでしょうか。基本的にキハ184がいないと使いにくい車両ですので、ひょっとすると今回の初期車廃車に合わせてこの使いにくい車両も廃車されてしまうのかな〜なんて。 なぜかHETカラーに塗り替えられることなくとかち色を纏い続けている不思議な車両です。
キハ184がいなくなって以降あまり先頭に出てくることのない車両になってしまったので、こんな形ながらもキハ183−406が大雪のHMを出している姿を見られたのはラッキーだったかもしれません。
ちなに、少し前にキハ183系からHMや種別幕が偽物にすり替えられて盗まれたという事件がありましたが、盗難の状況を報告していた画像にこの406があったような気がするんですよね。中間先頭車で使うことが多いため、貫通戸が無防備になり、盗みやすかったんだろうと想像するんですが、先頭にあまり出てくることもなく、使いにくい車両であるはずなのに正規のものが改めてつけられているところを見るとまだ生き残れるのかなとも思えるんですがね。さてどうなることでしょうか。 |
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