今日はジェイアール北海道バスから1台。 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス厚別営業所所属の札幌200か22、いすゞ+富士重工R17Eです。
このクルマは98年JHBが新製導入したもの。この時導入した連番の21、そしてこの22がJHBの発注車としては初のワンステップ車となりました。 導入当初は幕式表示機を搭載していましたが、後にLEDへ転換されています。JHBのLED転換は2000年代前半だったと思いますから、幕式だった時代はかなり短かったということになりますね。
札幌200ナンバー交付開始が98年、そしてこのクルマがつけているナンバーが22ですから、札幌200ナンバーに切り替わってかなり早い段階での導入だったということが分かります。
さて先日納車前の新車を見かけたとご紹介しましたが、一貫して厚別で過ごしてきたこのクルマがどうやらその新車導入に伴う置き換え対象となり21と揃って除籍されてしまったようです。 つい最近まで稼働している姿を見かけていましたし、このクルマより後に入ったクルマが徐籍されていったりしていましたから、かなりしぶとく残った部類ではないかと思うんですが、意外とあっさり徐籍されてしまったなという感じがします。 とっくに製造が終了し部品の入手も困難になり、しかも痛みやすい富士重工ボディを架装しているにも関わらずここまで生き残ったのは大健闘と言ってもいいのではないかと思いますが、札幌200ナンバー開始早々のナンバーをつけ、JHB初のワンステップ車ということで、新時代の幕開けを飾ったクルマでもあった21と22が廃車されたというのはかなり意味のあることではないでしょうか。 いよいよ発注車のワンステ車も本格的な徐籍時代に入って来たということになるのでしょうね。
確かに痛みはかなりみられましたし、鉄板をあてがっている部分も痛々しい状況でしたが、今年で20年目のクルマには思えなかったなというのが感想です。 そしてあれほどJHBにいたいすゞ+富士7Eのクルマも気づけばかなり少なくなって来ました。7Eの全廃後は間髪入れずエルガの初期車がいよいよ廃車対象になって来るのでしょうね。 |
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