5日でフラノラベンダーエクスプレスがひと段落しました。まだ3、4号は引き続き休日を中心に走りますが、毎日運行でしかも2往復体制というのは5日で終了。今年はキハ183系の初期車引退により、例年どちらかのフラノラベンダーエクスプレスが旭山動物園号で走っていましたが、それができないため両方ともリゾート車で運行、久々にクリスタルエクスプレスが出てくるという運行形態だったのが特徴的でした。 ノースは時折出てきますし、特に宗谷線特急の代走で使われることがあるため、よく出てくる車両ですが、クリスタルエクスプレスはというと色々な悪条件がありなかなか出てこないというのが最近の状況でしたので、クリスタルを数多く撮影できる貴重なチャンスでもありました。 今月後半から来月の運行ではノースで運行している3、4号がクリスタルに変わるようなので、まだクリスタルの出番はありそうですが、今年のシーズンが終わったら次があるかちょっと分かりませんからね。 ニセコエクスプレスより1年若いだけというのがクリスタル。ということで昨年ニセコエクスプレスは去って行ったわけですが、そうなるとクリスタルもいよいよ危ないのではないかと思われますから、なるべく数多く撮っておこうと私も例年になくクリスタル狙いで撮影に出ました。 突如今年秋辺りにクリスタル引退なんてことになったら、来年はありませんからね。 というわけで、今日はひと段落ついたフラノラベンダーエクスプレス撮影の総括としていくつか写真を。 クリスタル中心ですが、ノースのものもいくつかあります。 昔は臨時列車となるとクリスタルが使われることが多かったものですが、今ではすっかり逆になってしまいました。 またもう1つ昔と今の違いとしては、昔はフラノラベンダーエクスプレスやスキー列車、オホーツク流氷号など運行期間の長いリゾート列車の場合、期間中1日2日整備の日が設定され運用を抜け、キハ183系一般車で代走するという措置がとられていたものですが、今はそうしたことがありませんね。その時に時々キハ183−506、現在の406が先頭を務めたりすることもあったんですけどね。あえてその代走編成を狙いに出たこともありましたが今では懐かしい話になってしまいました。
フラノラベンダーエクスプレスは閑古鳥が鳴いているシーズンもありましたが、今年に限って言うと見れば平日でもかなり席が埋まっている印象でしたし、窓から外国人観光客の姿もちらほら見受けられました。もう伝統ある列車と言ってもいいであろうフラノラベンダーエクスプレスもまたインバウンドの恩恵を受け、列車は変わらずとも昔とは客層が変わって来ているんだなということを感じました。 さて来年はどうなるのか、クリスタルはまだ来年も同じように活躍しているのか、いろいろ気になりますが、来年のONシーズンにまた沿線各所でカメラを手に会いたいものです。
函館本線 大麻ー森林公園
函館本線 森林公園ー厚別
函館本線 厚別ー白石
函館本線 野幌ー大麻
函館本線 野幌
函館本線 森林公園ー厚別
函館本線 厚別ー白石
函館本線 厚別
函館本線 豊幌ー江別
函館本線 森林公園 |
|