
今日はジェイアール北海道バスから1台。 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス厚別営業所所属の札幌200か215、いすゞ+富士重工R17Eです。
このクルマは99年に導入となったワンステップ車の1台。新製配備から厚別に所属しつづけてきました。おそらくJR北海道最後の新車となった部類の1台と思われ、導入が99年9月ですが、翌00年4月に分社化されジェイアール北海道バスがスタートしていますので、JR北海道籍だったのは半年ちょっとしかないということになりますね。
元々は幕式表示機で導入されていますが、新車導入から数年でLEDへ転換、また車内もホイールベース間非公式側が跳ね上げ式ロングシートで、車椅子積載時には跳ね上げて車いすスペースとする方法でしたが、後に1人掛けの折りたたみに変更されています。
そんなこのクルマ、今月上旬に徐籍となりました。20年まであと少しだったところですが、19年目の歴史に幕を下ろしました。新車導入に伴う置き換えとなりますが、V8エンジンで富士7E架装のいすゞ車もほんとに数が減り、残り僅かとなってしまいました。 JHBのいすゞ車は純正のキュービックではなく富士7Eで導入した方が多かったため、他社よりいすゞシャーシの7Eは多かったわけですが、そんな7Eも残りが少なくなってきました。これらが全廃するかしないうちに、今度はエルガの初期車が置き換え対象になって来るかと思われますが、20年前後とされるバスの寿命は長いようでほんとにあっという間だなという感じがします。
なお今日の写真は先月中旬頃撮ったもの。これが215最後のカットとなりました。 |
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