
12月1日に北海道中央バスではダイヤ改正を行いました。今回のダイヤ改正は減便というのが各方面で随分と目立つ内容だと感じました。利用客減少の他にドライバー不足がついに減便せざるを得ないくらいまで深刻化しているんだろうなと思ったんですが、今回のダイヤ改正で廃止されたものの1つに真104系統があります。
と言っても真104系統がなくなったわけではありません。真104系統には1日3往復程度福住駅発着ではなく、農業研究センターまで乗り入れる便がありました。この農業研究センター便がこの度廃止となり、全便福住駅発着に変わったわけです。
これにより農業研究センター発着の便は1日1往復のみ運行される74系統だけになってしまいました。おそらくこちらも1日1往復ですのでそのうち廃止になってしまい、農業研究センター内へ乗り入れる路線はなくなってしまう可能性がありそうです。1日1往復でも問題ないわけですからね。そうなると74系統が系統ごと廃止ということにもなりそうです。
農業研究センター、その昔は農業試験場というバス停名でしたが、昔から74系統、(かつては東74系統)が乗り入れており、今よりもずっと本数があったと記憶しています。それが今では朝の農業研究センター行き、夕方の札幌駅前行きの1往復しかないという現実は昔を知っているだけにちょっと驚いてしまう衰退ぶりです。 それほど農業研究センターの職員さんはバスを利用しないのでしょうかね。通勤にはすごくよさそうな感じもするんですが。
というわけで今日はこの度消滅した真104系統の農業研究センター行き便を撮ったものです。ちょっとLED表示が割れていて読みづらいですが、もうこの表示を見ることもないのでしょうね。また西岡営業所のクルマが研究センターへ乗り入れることもなくなったわけです。 |
|