
今日はTKB観光のちょっと変わった1台を。 今日ご紹介するのはTKB観光の札幌200か4826、日産+西日本車体工業98MC・ネオロイヤルC−1、スペースアローです。
このクルマは昨年TKB観光が導入したクルマですが、道内で西工ネオロイヤルC−1となると02MCが多い中、こちらは98MCとあまり例のないものになっています。
カラーリングで見る人が見るとすぐ分かる通り、大阪空港交通からやってきたもの。ほぼそのままの状態で運用されています。
空港リムジンらしく、エアコンこそサブエンジン式ですが、トランクが大きくとられていて、両開き式のトランクリッドになっています。夕張鉄道などにも同様の両開き式トランクリッドのクルマがいますが、片側を改造してスイング式にしていたりするものの、こちらはそのままの状態です。 側面表示機がついている辺りも路線車だったことを物語っています。
写真はありませんが、リアはKL代ながら道内では特に昔懐かしい3連のシーケンシャルフラッシャーライトが採用されているのが意外な点です。その時代にまだそんなテールライトが製造され搭載されている車両があったとはちょっと思ってませんでした。KL代の頃は観光型も路線型も標準テールなどに統一されていることが多かったですからね。なお後部にも行き先表示機がそのまま残されています。
KL代なのでもうちょっと活躍する姿は見られそうですが、カラーリングはそのうち改められたりされる可能性もあるかもしれませんね。 |
|