
札幌運転所ー苗穂間で運行される配給列車、この列車には長らく急行はまなすのまあ井出DD51が使われてきましたが、DD51の後を引き継いだのが旭川運転所所属のDE10。その中で主にこの配給列車を担当しているのがDE10 1691号機です。
札幌圏では1600番台のナンバーは聞きなれない感じですし、私もあまりこの配給列車に縁がないのでDDから切り替わってまともに撮ったのが今年になってからだったため、1600番台のナンバーをつけたDE10を初めて撮りました。
調べてみると74年に製造され帯広と釧路で長らく活躍していたカマのようです。97年に函館へ転属し青函救援の任務も担っていたようですが、その任が解かれた16年に旭川へ転属し現在に至っているようです。 基本的には検査も含めて旭川へ転属するまで札幌にはあまり縁のないカマだったようですね。
このDE10もそう遠くない将来置き換えが見込まれるカマ。こういう形ながらも撮影出来てなによりでした。 かつては急行まりもなども牽引したりしていたんでしょうかね。
今日の写真は先日撮った試1192レ。この日は苗穂で検査を終えて札幌運転所に戻るキハ282を1両引連れていました。スノープラウにかかるほど積雪があったので軽くラッセルしているシーンでキャッチです。
なおこのカマは釧路時代には釧路沖地震により脱線・横転し破損という災難に見舞われた過去もあるようです。なんとか復帰できて何よりですが、時代が今であれば廃車になっていたかもしれませんね。
ちなみにボンネットの放熱ファンは苗穂仕様の三つ葉マークとなっています。 |
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