先日琴似駅折り返し線の話にちらりと触れましたが、今日はその折り返し風景を少々。
16年より長い眠りから目覚めた琴似駅折り返し線、基本的には789系が多く使用していますが、その折り返し風景をちょっと撮ってみました。
本線をやって来た789系の回送列車が突然本線を外れて編成をグニャリとくねらせて折り返し線に入ってきます。このグニャグニャは結構見ていると面白いです。 出発信号機は「折返」となっていて、1番2番という扱いではないようです。
架線もホーム手前までしかないため、ちょうどいいところに架線の端となる電柱がガッツリ来てしまうのがちょっと残念なところ。
到着しました。かなり車止めギリギリまで入ってきます。折り返し線も後ろを見るとギリギリなので6両分をなんとか確保している感じですが、これ以上長い編成は入れないようです。
5分程度で折り返してしまうので、おそらく運転手さんがこちら側の車両を先頭から最後尾に切り替える準備をして、反対側の運転室まで行って、先頭にする準備をしているとあっという間の5分で結構ギリギリな時間なのかもしれませんね。
さて次は出てゆくシーンですが、別の日に撮ったものとなります。
こちらが出てゆくシーンです。車両は1000番台となります。 この車体をくねらせて出てゆくシーンを見て「結構面白そうだな」と思い後日撮ったのが先の2カットとなります。 スイッチバック式で折り返して行きます。たぶん札幌駅の折り返し線もこんな感じの光景が展開されているのでしょうね。 ここに折り返し線が出来たことで両脇に照明も設置されています。
ただ折り返しまでの30分少々の間に琴似まで来て折り返していますので、札幌駅入線が発車5分前ぐらいと結構ギリギリとなっていてるのはどうなのかと感じてしまうんですね。 新千歳空港乗り入れを廃止した理由の1つに折り返しまでの時間が短く乗降に時間がかかって遅延する原因になっているというものがありましたが、結局こんなギリギリに入線させているのであればあまり変わらない気がします。ちょいちょい2、3分遅れていることも少なくない気がするんですが、他の列車が遅れていれば折り返し線まで行くのにも遅れてしまいますし、折り返して来るのも遅くなりますので、札幌駅へ戻って来るのも遅くなり、結果発車時刻を過ぎてしまうということもあるはず。 6両入るのであれば今後789系は札幌駅の折り返し線を使うようにして、エアポートなどは琴似を使うようにするという方法に変えるなどなんらかの対策が必要になるのではないでしょうかね。 |
|