
札沼線が北海道医療大学まで電化されて早いもので7年。今ではすっかり電車が走る姿が当たり前になってしまいましたが、それほど札沼線に縁のない私としては未だに気動車というイメージ。電車が石狩当別や北海道医療大学といった行き先を出しているのを見ると違和感を覚えてしまいますが、そんな電車に混じってたま〜に走っているのがキハ40の回送列車。 北海道医療大学ー新十津川は非電化で専用のキハ40 400番台が使われていますので、当然送り込み、戻しの回送が必要になります。そこで見られるのがこの回送。せっかくだからただ回送しないで客扱いをすればいいのに・・・とは思うのですが、1両での回送ですから、1両では対応できないということで回送しているのかもしれませんね。日中でも6両編成の列車がそこそこ混雑するほどの乗車率のようですからね。こんな路線がつい7年前まで電車が走っていなかったというのもすごいな〜と改めて感じます。
ということで日に1、2回見られるのがキハ40の回送。回送とはいえ気動車が走る札沼線の姿はかつてを思い出させてくれます。 確か15時初の浦臼行きがキハ40の400が先頭で後ろにキハ141もしくはキハ40がついていて、石狩当別で先頭の400番台だけ切り離して浦臼へ向かうというダイヤでしたが、今は1両だけさびしくこうして回送されています。 かつてはラッシュ時間帯はキハ40がズラリ6両編成を組んでいる姿も見られたものですけどね。札沼線の電化後札幌圏ではキハ40をめっきり見なくなってしまいました。全道ではキハ40もしくはキハ54ばかりの中、札幌圏では両方見ないですからね。それはそれで凄い話です。
その札沼線非電化区間も来年春に石勝線夕張支線に続く廃止路線となりましたので、このキハ40の回送を必要なくなり見られなくなってしまうのでしょうね。そして札沼線専用で全国でも2両しかない400番台もこれで用途廃止で廃車になり、番台消滅となってしまうのでしょうかね。 今回撮った401号、床下や足周り、排気管類がきれいですので比較的最近検査を受けたのでしょうか。 |
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