レカ郎写真記


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...... 2019年04月04日 の日記 ......
■ ファッションより鹿ノ谷を望む   [ NO. 2019040401-1 ]



先日廃止を前に訪れた石勝線夕張支線、今回は列車の撮影メインで行きましたが、どうしても1度は撮っておきたかった場所の1つにファッション踏切がありました。昨年夕張へ行った際バスから見てうわさ通りなかなかよさそうな場所だなと思ったためです。清水沢の跨線橋や夕張川の清沼橋なども撮ってみたい場所だとは思っていたんですが、時間的に無理でした。後々後悔しなければいいのですが・・・。

さて今回初めて行ったファッション踏切、時期が時期というのもあって草木が生い茂っていなかったため見通しがすごくよく、鹿ノ谷駅まで見通せるほどでした。そこで撮ったのが今日の写真。この場所は夕張行きの列車だと進行方向左側に立っている位置関係になりますが、こうして撮ると列車の進行方向右側が撮れてしまうんです。ということは手前にかなりいい感じでカーブがあるというのがお分かりいただけるかと思いますが、夕張鉄道があった時代鹿ノ谷には車庫などが置かれていたため、私と鹿ノ谷駅に停車している列車の間に夕鉄の施設が色々と写り込んでいたはずですね。なのでこのようにすっきりと抜けなかったはずですが、夕鉄がなくなってすっきりしているために撮れたアングルというちょっとさびしい1カットだったりします。そしてこの鹿ノ谷駅も今はもうありません。すべてがこの地から失われてしまいました。

なおGoogleではまだですが、早速国土地理院の地図には修正が入り、夕張支線が消えさっています。確かに常に新しいものに修正して最新版にしていかなければならないのはわかりますが、これが現実なんだなと改めてさびしい気持ちになりました。
今はまだ覚えていますが、そのうち線路の位置をたどれなくなったり、夕張支線を知らない世代は地図にない夕張支線跡を特定できなくなってしまうのでしょう。これもまた現実なんですよね。実際ふるさと銀河線がそうですし。だんだん線路のあった場所がどこだったか分からなくなってきた場所がありますからね。

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