レカ郎写真記


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...... 2019年05月17日 の日記 ......
■ 旧士幌線めぐり・・・1   [ NO. 2019051701-1 ]
先日、昨年末に続いて旧士幌線の幌加ー糠平周辺を回ってきました。昨年末に行っているものの、まさかこんな早くに再訪することになるとは思っていませんでしたし、再訪があるとも思ってませんでした。
前回はあまり時間がなかったので駆け足で巡るような形になりましたが、今回はそこそこ時間があったのと、前回の経験がありますので、それをいかしての訪問となりました。
ということで、何度かに分けてその模様をご紹介していきますが、まず最初はスタート地点になった第五音更川橋梁です。



ここは前回訪問していません。幌加駅から十勝三股方向に少し進んだ地点にあるアーチ橋です。旧国鉄士幌線のアーチ橋群では十勝三股側から2つめの橋となります。
下を流れるのが音更川ですが、ここは現役時代列車を撮りたかったなと思う場所です。特に紅葉の時期なんてよかったんでしょうね。


その橋の上を見てみました。



レールがないだけで思いっきり鉄道橋そのままの状態です。しかし廃線になって半世紀近いためコンクリート橋なのに木まで生えて来ている状態です。
そのうちこれら木々の根がコンクリートに深く入り込んでコンクリートを割り、橋を痛めて崩落させてしまう日が来るかもしれません。その割れ目から水が入り込んで凍結、融解を繰り返して亀裂が大きくなるということも考えられますね。

なおこの橋は金網が張ってあって中に入ったり渡ったりすることはできません。



橋を背に幌加駅方向を見たものです。
少し轍は曲っていますが、これが廃線跡となります。
地面に落ちている石はバラストなのか普通にあるただの石なのかちょっと分かりませんが、このような状態で廃線跡が散策路として維持されています。




先ほどの廃線跡を5分ほど辿って行った先に昨年末訪れた幌加駅が出てきます。

昨年はレールが雪の下でしたが、今回はバッチリ見ることが出来ました。転轍機のこの位置、これでは列車が脱線してしまいそうですが、廃線後微妙に動かされているようですね。現役時代ではこんな状態はあり得ませんので。

なおこの駅構内もそうですが、周囲にはシカが非常に多く、シカの糞だらけでした。歩く時は足元に要注意という状態です。

次回へ続く

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