今日はニセコバスから1台。 今日ご紹介するのはニセコバス本社所属の札幌200か103、日野セレガFDです。
このクルマは16年にニセコバス入りしたKC代のセレガFD。中央バスグループの路線車で初代セレガとしては珍しく側面に方向幕を装備しているという珍しいスタイルですが、こちらは元々は北海道中央バスが定期観光車として導入したもの。そのため同年代のセレガとは異なり折り戸ではなくスイングドアになっているという特徴も持ち合わせています。
この側面の方向幕、定観車はニセコバスの他空知中央バスなど系列内移籍で散って行きましたが、中には埋められてしまうというクルマがある中、こちらの103に関してはきちんと専用の幕まで用意した上で使用されています。中央バス時代にはない幕でしょうからニセコバスで作成したものでしょうね。 主にニセコー小樽間の急行便や、最近では高速を利用してニセコー函館を結ぶ路線などにも使われているようですが、同年代でも元高速路線車だったクルマは早々に離脱してしまっているものの、こちらは元定観車ですから、貸切車並の扱いを受けていたということで路線車よりは状態はいいはずでしょうから、もう少し活躍してくれるのではないでしょうか。
ちなみに定観車時代です
定観車でも花シリーズのカラーではなく赤ベースのカラーリングだったものです。 双方を見比べてみるとフロントガラス左下に入るセレガのロゴが消えていますね。 |
|