
今日は北都交通から1台。 今日ご紹介するのは北都交通大曲営業所所属の札幌200か5235、日産+西日本車体工業02MC・ネオロイヤルC−T スペースアローです。
先月登録番号的には10台分若い5225をつけたスペースウィングをご紹介しましたが、こちらも登録時期はほぼ同時期と言っていいのではないかと思いますが、今年夏から運用開始となっているPKG代のスペースアローです。
北都交通におけるスペースアローは少しずつ移籍中古という形で近年数を増やしつつありますが、このクルマはその中でも西工ネオロイヤルC−Tを架装するスペースアローとしては最終型となるPKG代のクルマというだけでなく、元は貸切車であったという点がこれまでのクルマとはちょっと違ったところ。
そのためトイレは元々ついていませんし、側面表示機のスペースもドア横にはありません。そのためT字窓の上段にサボを出して対応しています。 ただフロントの行灯部分にはLED表示機がついているんですよね。PKG代のクルマなので元々ついていた可能性もありますが、大体の場合移籍中古で入ったクルマは北都交通表示の固定式で使われることが多いので、まともに使われているというのも珍しい感じがします。
PKG代のクルマですのでもちろんAT、そして尿素SCRエンジン搭載のモデルとなりますが、環境対策が強化され始めた世代のクルマがこうして移籍中古で渡って来る時代になったんだなと改めて感じてしまいました。
他のクルマは元々路線車で使われていたものが多いですが、こちらは貸切車で使われていたもののようなので、他よりは状態がいいでしょうから、使い捨て同然のように扱われることも多い北都交通においてこのクルマに関しては他よりは長く活躍してくれることになるのでしょうかね。
道内ではあまり導入例がなかったPKG代のスペースアロー、ちょっと乗ってみたいものです。 |
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