
今日はジェイアール北海道バスから1台。 今日ご紹介するのはジェイアール北海道バス長沼営業所所属の札幌200か2786、三菱ふそうエアロスターです。
このクルマは10年にJHBが新製導入したPKG代のエアロスター・ワンステップ。
JHBにおけるエアロスターの導入はしばらく途絶えていたため久々の導入であり、かつエアロスターの長尺車の導入は初となりました。この年は2度に分けて6台のPKGエアロスターが厚別に集中配備されましたが、1度めの導入は09年度の導入でしたので、製造年は10年となるものの、導入年は09年度となっていますが、2度目の導入で入ったこちらのクルマは10年度の導入となっています。
PKG代のエアロスターというのも初導入でしたが、翌年からエアロスターがLKG代へと移行し同時にMTが廃止されAT1本に絞られたため発注車のエアロスターとしては最後のMT車となっています。 久々に導入となったエロスターは2人掛け中心でハイバックシートが搭載されるロマンス仕様車での発注となっている特徴があります。
さて導入から9年目になる今年、15年にまず09年度導入分の札幌200か2647が長沼へ転属、続いて今年夏頃に今日ご紹介の2786が長沼へ転属となりました。2786に関しては転属と同時にラッピング車に起用、また同時にワンステップ低床車の表示が消えていることから車体更新も行ったものとみられます。
ギリギリ10年未満のクルマですが、もう車体更新を受けたりする時期なんですね。 このPKG代のエアロスターは厚別に残留しているものも含めて、シートモケットの変更も行われているようですし、そのモケットも全て同じモケットというわけではなく、個体によっては違うモケットが採用されているようです。そんなに痛んでいたようには見えないんですけどね。
それにしてもMT車最後の導入分が10年近い年式になっている、エアロスターがATのみになってからもうそんなに月日が経っていたんですね。どうりでMTのエアロが少なくなって来たわけです。
さて6台中2台が長沼へ転属となっていますが、厚別に残る4台は今後長沼に流れることはあるのでしょうかね。その昔KC代のエアロスターが1台を除いてすべて厚別から琴似へ転属したということがありましたが、このPKGエアロも同じように最終的にはすべて長沼に・・・ということになるのでしょうか。 まあ確かにロマンス車ですから長沼向きのクルマではあると思うんですけどね。 |
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