
来年SL冬の湿原号は運転開始から20年になるようですね。 今では北海道で唯一走るSL列車となってしまった冬の湿原号ですが、C11 171号機自体は99年に復活していますので、171号機としては今年が復活20周年ということになります。 もうそんなになるんだな〜という感じですが、この間SL列車が増えたり減ったり、207号機が復活したり、色々な形での重連運転を行ったり、207号機が東武鉄道へ行ってしまったり、いろんなことがありました。
冬の湿原号の前に走ったのが留萌本線のSLすずらん号ですが、増毛まで入っていたこともありました。その留萌ー増毛も廃線となり、今年は夕張応援号で走った夕張支線も廃止、SL銀河号としてふるさと銀河線も走ったもののこちらもとっくに廃線と20年前に復活した171号機ですが、この間走って来た路線ですら続々と廃線になっているのが改めて分かります。
もう20年経ったら、北海道の鉄道路線はどうなっているのか・・・と気になるところですが、SLニセコ号の走った山線も新幹線に食われてなくなっている可能性が高いかもしれませんね。
さて来年20年を迎える冬の湿原号ですが、こちらももうしばらく撮りに行ってませんね〜。最後はもしかすると特急まりもがあった頃かもしれません。夜行列車で行けば旅費が安く済むので助かるんですが、夜行列車がなくなってからは旅費が何倍にもなってしまって釧路が遠くなったため、なかなか足が向かないんですよね。 当時は唯一補機なしで全開モードなSLが撮れるということで行っていましたが、今では北海道で唯一のSL列車になってしまいましたからね。より価値は上がっているはずなんですが、やはり札幌から冬の釧路は遠いです。
というわけで、今日の写真ですが171号機復活に際して小樽築港にて展示会が行われた時のものを。 当時時々小樽築港を会場にした展示会が行われていました。この171号機の他にカシオペアも落成して営業運転前に小樽築港で展示会が開催されましたし、789系0番台も小樽築港ではないですが、小樽駅で展示会が行われたりと何かと小樽方面でこうした展示会を開催することがありましたが、もうそういうこともなくなりましたね。 ドレンが若干出ていますので、無火ではなく有火状態での展示だったようですが、脇を行くのが今はなきキハ150の快速列車です。キハ150はもちろん現存していますが、快速で走ることはなくなりました。 この時はもしかするとニセコライナーではなくマリンライナーで走っていた時かもしれません。
なお207号機の方は00年に復活していますので、こちらは来年復活20周年となりますが、そうした節目の年を新製時から過ごしてきた北海道で迎えられなかったのが悔やまれます。 |
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