
今日は道南バスから1台。 今日ご紹介するのは道南バス室蘭東営業所所属の室蘭200か1022 日野ブルーリボンシティです。
以前このクルマに関してチラリと記事で触れたことがありますが、今回全体を見ることが出来たのでご紹介です。
このクルマは17年に道南バスが導入したKL代のブルーリボンシティ。見た目セレガですが、観光マスクをかぶったセレガ顔のブルリシティとなります。 道内でこのクルマの他に観光マスクのブルリシティというのはどれぐらい存在するのでしょう。かなり台数が少ないように思うのですがね。
元々は城西国際大学のスクールバスとして使われていたもので、道南バスでは貸切登録の上引き続きスクール便で運用されていますので一般利用はできません。
セレガ顔なのにメトロ窓で合掌ワイパーというセレガFSとかFMのような不思議な姿ですが、エンジンの音は確かにブルリシティと同様でした。 テールランプはストップランプ2灯、ウィンカー1灯というセレガでもブルリシティでもないものがついており、リアの方が余計違和感を覚える姿となっています。 さらに尺もセレガにしては短いですし、ブルリシティとしても長尺ではなく標準尺となるようですね。
夕張鉄道ではこの手のクルマを急行線で使っていますが、夕鉄の方はブルーリボンの観光マスクですからそれとも違った1台なのがこのクルマです。
ブルリシティには観光マスクではない自家用仕様車というのが設定されていましたが、それともまた内容がちょっと違っているようです。
さらに不思議なのはこの観光マスク。製造当時はすでにセレガはセレガRになっていたはずですが、こちらはセレガR以前のマスクがついているということ。 確かに以前も既にセレガにシフトしている中、先代モデルの観光型ブルーリボンのマスクをつけたブルリというのも存在してましたからね。
ただ今はこうはいかないでしょうね。セレガーラのマスクをつけたブルリとかエルガというのは作ってくれないでしょう。ただ競走馬を運ぶ馬運車にはセレガーラ顔のものってあるんですよね。トラックにつけることができるならバスにも出来るような気がするんですが・・・。そもそも観光マスクの需要がないのでしょうかね。
ブルリシティは製造期間が短いですから、おそらく全国的に見てもブルリの観光マスクはあってもブルリシティの観光マスクとなると限られた台数しかないはずですから、全国的に見ても希少な1台といえるのがこのクルマなのかもしれませんね。 |
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