先日札幌運転所近くまで行った際、ちょうど入れ替えが始まりました。なんとなく見ていると何やら黒いものが。
黒いDE10の1692号機でした。 おや?これは函館にいるカマでは?と思ったのですが、区名札は「旭」が入っています。SL函館大沼号があった時代はSL補機を務めたり、道南方面でのマヤ検を担当したりと色々補助的な役割を担っていたはずで、SLの補機時代は函館の区名札が入っていたはずですが、現在は旭川に籍があるようです。
入れ替えの様子です。 手前のクッションドラムが邪魔ですが、なが〜く連なるキハ261系を引いていました。これらキハ261系、エンジンがかかった状態でした。以前だと稲穂駅側の留置線にキハ183系がずらり並んでおり、冬の間はすべてエンジンがかかった状態で置かれていたものですが、今はそうした光景がなくなりました。
機関車の次位とその次の車両2両が床下の機器類を含めて妙にビカビカだったので、もしや最近甲種回送されてきた新車では?と思ったのですが、機関車次位のクルマはキハ261ー1212でした。昨年12月23日付で検査表記がついてますので、検査上がりでビカビカだったようです。この編成には新車の姿は1両もなく、代わりに残り少なくなった幕式ヘッドマークのキハ261系が入っていました。
昨年の同じ時期は釧路湿原ノロッコのカマが札幌運転所で入れ替えを担当してましたが、今年はこの黒いDE10が担当のようです。 このカマ、釧路ノロッコのカマとは違い、ちょいちょい札幌運転所で入れ替えを担当していたり、苗穂工場との配給列車を牽引したりもしているようですので、今回もその流れで来ているのかな〜という感じですが、DD51の星ガマ亡きあと、この姿を見ると一瞬DDの星ガマかと錯覚してドキっとしてしまいました。色は青と黒で違うんですけどね。
これら入れ替え用で細々生き残るDE10もDD200とかそれに準ずる次世代のカマに置き換わる日が来るのでしょうね。 |
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