レカ郎写真記


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...... 2020年02月21日 の日記 ......
■ H100形とご対面   [ NO. 2020022101-1 ]
JR北海道が導入を進めている次世代のローカル線向け気動車H100形、デビューまで1か月を切りましたが、先日始めてまともに見ることができました。そのうち1回や2回くらいチャンスはあるだろうと思っていたのですがないものですね。



DecmoことH100形です。今のところH100系で他にH101とかH102とか別な型式のものがあるわけでも区番台が存在するわけでもなく、今のところ1形式1区番台のみです。

最初に撮影した時には種別表示が出ていなかったのですが、気づいたら試運転表示が出ていました。
今は特急型でフルカラーLEDなどを採用していたりしますし、733系も白色のLEDを採用していますが、H100では従来通りオレンジのようですね。もしかすると赤や緑という色も可能かもしれませんが。
なおこのH100−4は昨年9月に落成した量産車となります。2両で編成を組んでいて、2両目はH100−3でした。




となりにキハ201がいたのでツーショットを。
これが3月のダイヤ改正以降山線を支える顔ぶれとなります。まあキハ201は朝晩しか山線には入りませんけどね。
一見新しく見えるキハ201ですが、このH100と比べるとその年齢差23歳です。
キハ201もジワリジワリと置き換え時期が迫って来ているんですよね。結局パっとしないまま終わってしまう高性能気動車のキハ201となってしまうのでしょうか。性能がいいだけに飼殺しにされていたのが悔やまれますし、キハ201が全廃すれば電車との協調運転というのもなくなるわけですね。そして置き換えはH100でしょうか。




足回りを見て気づいたのがスノープラウがついていないという点。スカートにスノープラウ機能をもたせているんですが、隣のキハ201もそれは同様。しかしキハ201の先頭台車にはスノープラウが備わっていますが、H100にはありません。丸腰の台車で大丈夫なのだろうか?と思うのですが、試験走行を繰り返した結果大丈夫だったので量産でもスノープラウなしの方向になったのでしょうね。




量産車にもロゴは健在です。側面表示機もLEDですが、こちらも白色などにはなっていません。
このロゴ、そのうち消される時代がくるかもしれませんね。Decmoが当り前になった辺りとかに・・・。

来月のダイヤ改正でデビューするH100ですが、それに伴いキハ40だけでなくキハ150も山線を去ります。こうしてじわじわとキハ40、キハ150、キハ54など道内のローカル線を支えてきた気動車の包囲網が狭まって行くことになるのでしょうね。

それにしても出来ればキハ100とか従来通りの形式にしてほしかったかな〜と思うんですよね。H100と聞いても気動車なのか電車なのか、そもそも在来線なのか新幹線なのかも伝わりませんし、JRの車両なのか私鉄の車両なのかも怪しい感じです。完全に国鉄からの表記を捨てたわけではなく、733系やキハ261系など現在も製造中の車両は従来通りのつけ方をしているのになぜH100だけ継承されなかったのか?と思うんですよね。

ちなみに今は運用前で全車こうして苗穂運転所で静かに過ごしていますが、この状態、20年以上前にキハ261系でも撮ってるんですよね。キハ261系のデビュー前もこうして苗穂運転所構内でその時を待っていて、そのシーンを柵越しに撮ったことがありました。ただその時はデビューが楽しみでしたが、H100に関しては・・・。ま、あえてノーコメントですかね。

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