
札幌市電では15年頃から幕式表示機だったものをLED表示機に転換してきました。デビュー以来半世紀以上幕式で走って来た所謂ヨーロピアンスタイルの車両までLED化され、古いデザインにLED表示というアンバランスな組み合わせにすらなっていましたが、3300型だけは幕式で残り続けてきました。 ところが先日見かけた3301号がLED化されているではありませんか。 ついに3300型にもLED化の波がよし寄せてきたようです。 一説には貸切や雪ミク電車で使うことがあるため幕式で残してあるとか、予算の関係から未更新になっているとのことでしたが、そんな3300型もLED化の時が来たようです。
私が確認したところではまだ3301号しかLED化されていないようですが、5両しかない車両ですので、一旦LED化が始まるとあっという間に交換されてしまい、幕式が見られなくなってしまう可能性がありそうです。
ループ化を機にLED化を行った札幌市電ですが、ループ化に対応する幕を用意してもらった3300型の場合今更コストをかけてLED化する意味ってあるんだろうか・・・と思うんですよね。 いろんな鉄道やバスでLED表示がありますが、札幌市電のものは特に表示が割れやすいので、撮影する側としてはきれいに写る幕式の3300型はありがたい存在だったんですけどね。
ただ、既にLED化済みになっているどの車両と比べても一番LED表示がしっくり来るのが3300型だと感じましたけどね。
そのうちヘッドライトのLED化というのも行ったりするのでしょうかね。 |
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