レカ郎写真記


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...... 2020年03月11日 の日記 ......
■ 東西線のフルカラーLED搭載車   [ NO. 2020031101-1 ]
数年前から札幌市営地下鉄の南北線でフルカラーLEDに転換した車両が出て来ているという話を見聞きするようになりました。が、この間1度も遭遇したことがなく、試験的なものですぐ戻してしまったのでは?と思っていました。それほど気にしていなかったのですが、先日東西線でフルカラーLED搭載の編成を見かけました。
最初見た時はチラリとしか見えず、気のせいだったのだろうか?と思っていたのですが、次に見た時はハッキリ見ることができ存在の確認ができました。今度は東西線にも出てきたのかと思っていたところ、先日ついに乗車する機会があり、せっかくなので撮ってみました。



こちらがその実車です。814編成がフルカラーLEDに転換されているのですが、他にもあるのでしょうか?
南北線に存在すると言われるものと表示方法は同じようですが、正直これまでの行先と仕業番号だけのものより見づらいかもしれません。行き先が小さめでイラストと被っているためでしょうか。
ただ行き先部分にイラストを入れているという表示はあまり他では見たことがありません。

車内の表示機も更新されています。





こちらもフルカラーLEDになっています。LED表示機の上にある駅名が書いてある部分は駅を進むごとにバックライトが消える仕組みになっています。
なおこの表示機の他にLED表示のない駅名だけの表示機もありますが、そちらはこのLED表示機つきのものに付け替えられておらず、駅名だけのものが引き続きついていますが、そちらも新しいタイプに更新されています。

こちらにもLED表示部分に時計台のイラストが出るのですが、表示の切り替えが早いのと、表示する情報量が多くてこちらも見づらさを感じました。もうちょっと情報をまとめる必要があるのかもしれません。
ぶっちゃけ日本語と英語表記だけでいいように思うんですよね。英語以外の第二外国語を入れてしまうと、韓国語や中国語だけでななく、ロシア語やペルシャ語、アラビア語などきりがなくなってしまうように思います。

それに外国人は日本人より英語ができると聞きますので、英語表記だけでいいように思うんですよね。そのせいで肝心の日本語が小さくなったりして見づらいことがよくあります。


おそらく最近になって更新されたものだと思うのですが、先に導入になっている南北線で全く普及してきていないのはなぜなのでしょう。
また最新の東豊線の9000系でフルカラーLEDを導入しなかったのも謎ですね。
南北線の5000系は初期のもので95年製造ですので、今年で25年目。一般的に鉄道車両の耐用年数は30年とされていますので、早いものでそろそろ更新時期になって来るわけですが、そのため南北線ではフルカラーLEDの更新が進まないのかな?とも思えるんですよね。
ただ。5000系の場合09年製造分もあるので、初期車と比べると14年の開きがあります。更新するとなるとどういう方法を取るのかが気になりますし、5000系の延命をするのかどうかも気になるところ。
東西線も8000系の初期車は今年で22年目になりますので、10年以内に更新なりの話が出てくることになります。
こうした背景から鑑みるに、フルカラーLEDはそれほど普及しないで終わってしまうのかもしれませんね。

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