
キハ283系の解体が始まっているようです。数少ないキロも解体の対象になっているようなので、今後もキハ283系の縮小は続いて行くことになりそうです。ダイヤ改正の度に減るといった感じでしょうかね。 それにしてもちょっと早すぎるような気もします。まだキハ183系も生きてますし、721系も廃車を出さずに頑張っています。キハ40ですらまだ本格的な廃車・解体は始まっていません。先輩の車両が元気な中、キハ283系がいち早く規模を縮小していく、やはりキハ283系特有の問題があるのでしょうね。振り子式がダメならキハ281系が真っ先に廃車になりそうなものですが、キハ281系は試作車を含めてまだ元気ですし。
ステンレス車体の車両が本格的に廃車を迎えるというのも初めてかもしれませんね。これまでステンレス車体の車両が解体になったということはありますが、事故廃車だったり、キハ285系だったりでしたからね。
鳴り物入りでデビューし、人気を博したキハ283系ですがフェードアウトも早く、まさに風のように去って行った車両ということになるのでしょう。キハ281系のと違い、やはり石勝線での火災事故が影響しているのかもしれませんね。
さて今日は先日撮影したおおぞらを。キハ283系はこれまでよく撮っていた方ではないかと思うのですが、だんだん撮れなくなってくるのでしょうね。
それにしてもこうして撮ると鉄道模型のようですが、よく見るとこの1号車には写真で見る限り乗客の姿がありません。う〜ん、緊急事態宣言は解除になりましたが、旅客が戻ってくるということには至っておらず、また世の中が旅行や通勤通学以外で公共交通に乗るという雰囲気ではないので、まだまだ旅行関係は苦難が続きそうです。
来るかどうかわかりませんが、コロナが発生する以前の状態にもし戻ることが出来ても、もうその時には世の中には必要最低限のもの以外何も残っていないかもしれませんね。 |
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