
先日日が長い時期限定のオホーツク3号を撮影の合間に撮った時、スカートがグレーだったので、元北斗用の130km運転対応車だなと思って見ていました。ところが撮影したものをよく見るとタイフォンの下に120の数字しかありません。 今更ながらキハ183系の130km運転対応車がもうないことに気付きました。
ということは、120/130という表記も過去のものになっていたんですね。 ただスカートだけ名残でグレーというのもなんだか妙な感じがします。 表記を120にしてしまったということは、130km対応車でもその扱いをしてもらえなくなっているということになり、もうキハ183系は130km運転をすることはないんだよということを意味するものなのでしょう。 調べてみると3年ほど前の写真には120/130表記のものがありますのでこの辺りでキハ183系が全車120km運転扱いに変わってきているのだと思われます。
かつてはスーパー北斗とカーブで減速する以外あまり差がないとも言われたキハ183系の130km対応車ですが、スーパー特急からスーパーが消え、キハ183系から130km運転車が消え、90年代中期から2000年代にかけて行った高速化とはなんだったのかという疑問だけが残す結果となってしまったような感じがします。 |
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