
今日はジェイアール北海道バスから1台。 今日はジェイアール北海道バス厚別営業所所属の札幌200か3077、いすゞエルガ・ワンステップのご紹介です。
このクルマは11年にJHBが導入したLKG代のエルガ・ワンステップ。 厚別には連番の3076とともに2台配備されたこのクルマですが、ほぼ同時期に導入になっている日野車の方は同じ二人掛けシート中心の53型ながら通常のシートでの2人掛けとなっているのに対し、3076と3077の2台はハイバックシートでの53型で、かつ非公式側のホイールベース間には荷棚まで設置するという中ロマ仕様になっている特徴があります。またエンジンも高出力エンジンが選択されており、貸切運用も考慮した内容となっています。 以前雪まつりのシャトルバスがあった時代はシートベルトを装備しているということで高速経由のシャトルバスでも活躍していたこともあるほどで、本格的な中ロマ車というのがこの2台です。 なお現在は1台を残して厚別から長沼へ転属しているPKG代のエアロスターも同様にハイバックシートを搭載していますが、これら中ロマ車はおととしから今年にかけて車体更新などを受けたようで、青系だったシートモケットが張り替えられており、この3077も同様シートモケットが張替になっているほか、車体更新によってブラックアウトされていた前戸がボディカラーへ塗り変わっています。
3076と3077はほぼ固定運用のJHBにおいて決まった運用をあまりもっておらず、例えば整備代車的に出てくるという感じのようです。なので乗るにしてもちょっと狙って乗りにくいクルマとなっています。 他よりグレードが高いクルマなだけにちょっともったいない感じもしますが、そんな中相方の3076は昨年3月に日高線代替バスのため様似へ転属し、室蘭200か1103へ変更となり、現在3077だけが厚別に残り続けています。 このクルマもそのうち様似へ出て行くことになるのだろうかと思っていたんですが、今のところまだ大丈夫なようです。
他より出番が少ないため、痛みも少なかったように思いますが、それでも車体更新を受けるものなんですね。 それにしてもハイバックシートを搭載しているクルマが他ではあまりやらないシートモケットの張り替えを行っているというのはなぜなのでしょう。青系なら焼けにくいようにも思いますし、張り替えされた新しいモケットは茶色系だったりするので、こっちの方が焼けやすい色のようにも思うんですがね。暖色系にして温かみが感じられる車内にしたということなのでしょうか。 |
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