レカ郎写真記


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...... 2020年10月01日 の日記 ......
■ A1200と1100   [ NO. 2020100101-1 ]



現在札幌市電で少しずつ数を増やしつつある低床車。連接車のA1200形と連接車よりも既に両数が多くなっている単車の1100形ですが、今日は双方の並びを。

先日ご紹介した納車翌日に見たという1100形の1105号が入れ替え中にA1200形と並んでいたので撮ったものです。

こうして見てみると双方ほとんど違いがありませんね。1100形はヘッドライトが4灯式になっているぐらいであとはほぼ同じ顔です。ただ車両の構造などを見ると連接車と単車という違い意外にも色々と大きく異なっている部分はありますが、デザインは全くと言っていいほど同じです。

撮りやすさから言うとA1200形でしょうか。長さは単車とさほど変わらないものの、一応3両編成ということで、カーブを曲がっている場面などを撮ると鉄道らしさが出ますし、なによりもパンタグラフの位置でしょうかね。市電の場合パンタは車両の中央ではなくどちらかのエンド側にありますので、パンタのある側が前という所謂前パンで来られるとパンタまでフレームに収めるのが結構大変だったりします。その点A1200形は中間車にパンタがありますので、単車ほどパンタを意識しなくてもパンタまできれいに収まってくれるのです。

それにしても双方の車両、ワイパーのアームがめちゃくちゃ長いですね。こんな長いアームは見たことがありません。しかもこれほど大きい1枚もののウィンドウを1本のワイパーだけでカバーするというのがまたすごいです。
キハ261系では故障時に備えて途中から1本式から2本式に変更して製造していますが、市電ではそうした備えはないようです。
一方で従来車はどれもA1200形や1100形よりフロントガラスが小さいにも関わらず、ワイパーが2本式というのも面白い点です。

JRでは採用をやめたプラグ式のドアもこれらの車両では採用しているという点もJRとは逆行していて面白い点と言えるかもしれません。

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