
札沼線が電化され、6両編成の設定が多くなってからというもの、3+3の6両編成だけでなく、6両固定のエアポート編成も札沼線の普通列車として運用されることが日常化しました。 エアポートはもはや特急のような扱いをされる存在ですが、札沼線ではそうした特別扱いもなく、uシートも普通に自由席で座れるという出血大サービスぶり。エアポート編成の普通列車は函館本線などでも見られますが、今では札沼線がメインになっているような感じさえします。 千歳線ではエアポート編成の普通列車ってあったかな?と思うほど少ないですね。以前ほどではありませんが、未だに千歳線は函館本線よりも普通列車の6両編成が少ないからでしょうか。
私個人としては同じエアポート編成でもやっぱり733系より721系の方がいいなと思うんですね。733系は明らかに721系より性能は上ですが、ロングシートがいけません。効率性としてはいいのでしょうけど、通勤ラッシュ時以外でしかも1時間とかそれ以上乗るとなると横向きは辛いものがあります。せっかく乗っても車窓からの景色もろくに見れませんし。 ただ、これがuシートとなると733系の方がいいかなと。
窓が開かない車両が増えた次は前を向いて乗れない車両の増殖でしょうかね。
それにしても札沼線は残った区間でもそこそこ面白い場所があるものの、走る列車が普通列車しかないというのが残念なところ。もっといろんな車両をここで撮ってみたいな〜と思うんですがね。 仮に札沼線が新十津川どころか石狩沼田まで今もつながっていたら、もっといろんな活用方法が見いだされ、いろんな車両が乗り入れていたのでしょうかね。沼田までつながっていれば、需要や活用のされ方次第ですが、留萌線の廃線議論というのも出てこなかったのかもしれませんし。 そういう意味で札沼線は新十津川ー石狩沼田が廃線になった時に色々な可能性を断ち切られてしまった路線ともいえるのかもしれませんね。 |
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