
JR北海道が来年3月に行うダイヤ改正の概要が出てきました。大まかに言えば衰退といったイメージを受ける内容で、列車の減便、減車、そして駅の廃止を進めるようです。
今年3月に基本1時間に5往復となった快速エアポートも一部で減便、普通列車も減便となる列車があるようですね。 コストを随分かけて信号設備を増やしたりして増便したエアポートですが、ダイヤ改正前から5往復体制にした主な理由であるインバウンドの利用が激減、まったく輸送力増強をした威力を発揮しない状態が続いていますが、1年後に一部とはいえ減便になるというのはなんだかな〜という感じです。 新千歳空港の国際線ターミナル増床もそうですが、そんなにインバウンドを当て込んであれこれ作っていいのだろうかとずっと思っていたんですが、結果として私の予想が当たる結果になってしまいました。過去にこのような事態というのは何度も特に北海道は経験してきていますからね。なのでまたか・・というのが正直なところ。 確かに輸送力や収容量に問題が出てきていたという点はあるかもしれませんが、インバンをあまりにも当て込んでしまった結果と言えるかもしれません。もうちょっと慎重に物事を進めいれば無駄な投資は避けられたように思うんですよね。おそらくコロナが終息しても再びインバウンドという感じにはならないように思いますし、いい加減外国人をあてにしないで内需拡大をすべきなんですよね。GOTOなんてそもそもインバンを始める前から本来やるべき事業だったように思いますし。
さて来年のダイヤ改正で特急の減車というものもありますが、基本北斗やおおぞらが5両編成になってしまうんだとか。北斗なんて新幹線が開業した頃はガラガラでも8両や9両で走っていたものですが、基本5両まで減らされてしまうようです。 本音としては新幹線も減車したいのでしょうね。でも新幹線は10両1ユニットなので車両を抜くわけにはいかないというのが辛いところなのかもしれません。 時期車両を制作する時は、5+5で10両にして、必要に応じて5両で走らせたり10両にしたりすればいいような・・・。
北斗やおおぞらは一時減車していた時期がありましたが、今度は一時的な措置ではなく正式に減車となりますので、必要に応じて増結するとはいえ、今日の写真のような姿はなかなか見られないものになってしまうのかもしれませんね。 この場所でバランスよく撮れる列車はエアポートがせいぜいといった感じにもなってしまいそうです。
そのエアポートもほんとは減車したいのでしょうね。いっそのこと一部列車ではuシートなしの3両編成で運行するというのもありなのかもしれません。
来年3月の改正後、道内の在来線で一番長い基本編成の列車は6両のエアポートとライラック、そして6両設定の普通列車だけとなってしまうのでしょうね。 |
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