
今日で2022年が終わります。今年も結局コロナに始まりコロナに終わろうとしていますが、時間と季節の移ろい、そして車両の最後だけは待ってくれません。今年もいろいろな車両が消えていきましたが、そんな中で私が一番印象に残った出来事はキハ281系の引退でしょうか。 キハ283系も一旦離脱していますが、こちらは3月から復活予定ですのでまだ活躍してくれそうですが、JR北海道の高速化時代を支えた立役者が28年の歴史に幕を下ろしました。 ある意味私をこの世界に引きずり込んだのがキハ281系だったのではないかと思うんですが、いろいろな車両の引退劇を見てきているものの、このキハ281系だけは特別な感じがしました。 キハ281系が登場した頃はまだまだ国鉄型も多く、C62 3号機も動態だったりしましたので、国鉄時代と現代をつなぐような位置づけだったといえるのかもしれませんね。 札幌ー函館以外では使われることがなかった車両だけに、他の車両に比べれば走行距離も少なめで痛みも少なかったのではないかと思うのですが、JR北からは不要なものとされてしまいました。 リニューアルすればまだまだ使えそうな感じなんですけどね。
このキハ281系が開発された当初は行け行けどんどんな時代でJRにも活気があったように思うんですが、引退する時の状況はと言えば言わずものがな。この28年で鉄路もずいぶんと細りました。
さて来年はいよいよキハ281系が登場した頃は大所帯で色々な種類の車両があったキハ183系が最後を迎えますし、PDCの生き残りキハ143も置き換えられますし、721系の初期車の方も気になるところ。 今年は身も心も鉄道から離れつつあったように感じますが、来年はさらにそれに拍車をかけるかもしれませんね〜。なにせまともに鉄道写真を撮ったというのが今日の写真、9月末頃にキハ281系を撮りに行った時ですから・・・。
さて今年も1年お付き合いいただきましてありがとうございました。 来年も不定期更新ながら続けていこう・・・と今のところは思っていますので、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします。 |
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