
昨年から733系に新たな区番台である4000番台が登場しました。ということは何かが押し出されて廃車されるということになりますが、その押し出されてきているのが721系のエアポート編成。現在は4100番台が解体中というのがまたなんとも・・・。
今年で何気に初期車だと37年目になる721系、1次車だとギリギリ昭和の車両なんですよね。でもその8年前にはまだ711系を製造していたわけですが、そう考えるとこの8年大きく車両が進歩したということが言えるのではないでしょうか。
今年でその711系が全廃して10年目になりますが、その節目の年に今度は後輩の721系が廃車され始めたというのは感慨深いものがあります。
私はてっきり初期車からと思いきや、エアポート編成から廃車されているというのは少し意外でした。中間に8次車を挟んでいますし、その際色々とシステムをいじったりもしていますからその分長持ちするかと思ったんですけどね。やはりエアポートで酷使される他6両編成の普通列車なども担当するため3両編成のものよりヤレて来ているということなのでしょうか。 でも中間に8次車を挟んでいる編成は8次車がまだ22年目なので少々もったいない気もしますが、それでももう22年目になるんですね。
とりあえずエアポートを733系化するというのがJR北の目標のようなのでまずは721系のエアポート編成から駆逐されることになるというわけなんでしょうね。 でもエアポート創世記からずっと走って来た721系がエアポートから消えるというのは寂しいものがありますし、エアポートは通勤型ではなくクロスシートで乗りたいなぁ〜と私なんかは思ってしまうんですけどね。 どこへ行くにもロングシートでは、なんだか通勤通学してるのと旅行してるのとで変わりがなく、メリハリがつかなくなってしまうんですよね。 そんなクロスシートの車両が消えてしまうのは残念な限り。エアポートに乗る時733系が来ると正直ガッカリですが、これからはガッカリしかしなくなるわけです。
エアポート編成の駆逐が終わると今度は3両編成が本格的に廃車され始めると思いますが、そうなると代替はどうなるのでしょう。733系の3両編成をまた投入するんでしょうかね? その際はマイナ−チェンジした別な区番台が3両編成の方にも登場することになるんでしょうか?側窓に開閉する部分がある、ドア上に液晶画面がつく、これは確定でしょう。 それとも737系をさらに増やすのでしょうかね?
さらに731系も初期車は96年デビューですのでこちらも721系と同時進行で廃車が始まるという時期があるのかもしれません。 この先10年で3ドア電車の勢力図が大きく変わることになるのでしょうね。
さて今日の写真ですが、先日なんとなく撮った721系のエアポートです。721系で来たので撮ったんですが、よく見ると特別快速でした。 幕式表示できっちりとらえることができるのが721系ですが、これも721系がエアポートから消えてしまうと叶わなくなってしまうんでしょうね。 |
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