レカ郎写真記


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...... 2017年07月28日 の日記 ......
■ 苫小牧運転所の主力   [ NO. 2017072801-1 ]



先日苫小牧まで行った際、久々に苫小牧運転所を覗きに行ってみました。苫小牧運転所まで行ったのはただ1度だけ過去に公開された時以来。あの時はキハ160やキハ400も展示してあったり、まだキハ143もいない時代でした。

こうして運転所を行動からばっちり見て撮れるというのは苫小牧など限られたところだけではないかと思うんですが、今日は日高線向けのキハ40とキハ143のツーショットを。

ご存知の通り日高本線は大部分が高波の被害により運休中で、おそらく廃線の公算の方が大きいと思われる状態ですので、日高線用のキハ40は現在日高線の苫小牧ー鵡川の他室蘭本線などで運用されています。

一方キハ143は元々札沼線札幌ー北海道医療大学が非電化の時代運用されていた生き残りという現在の苫小牧運転所における主力車となっています。ただどちらもこの先どうなるか分からない存在ですね。

キハ40の置き換えの話が出ており、新しい電気式ディーゼルカーの話も先日出てきましたが、キハ143の方はどうなのでしょうかね?


さて先日このキハ143に乗る機会がありました。まさにこの撮影後にこの154編成に乗ったんですが、現在2両1ユニットで運用されているキハ143。ご存知札沼線が電化され余剰となったキハ141系は大半がミャンマー送りになったか廃車になってしまったものの、SL用の客車として4両東日本に渡ったものがある一方、キハ143だけはこうして苫小牧運転所に細々と生き残っています。

札沼線時代には何度も乗ったことがあるキハ141系ですが、札沼線は駅の間隔が短く、快速などもないためなかなか全開で走るということがありませんでした。ところが現在は全国一のストレート区間がある室蘭本線の苫小牧ー東室蘭を活動の場としているため、札沼線時代ではまずあり得なかった全開で走るキハ143がそこにありました。
今回室蘭本線へ活動の場を移してから初めて乗ったんですが、「へぇ〜こんなに早く走れたんだ!」と思わず思ってしまいましたが、札沼線時代のあの遅さはウソのような走りでした。

いつか忘れてしまいましたが、1回くらいワンマン化後にキハ143は乗っているはずなんですがね。

ワンマン装置が他のキハ40やキハ54などと違うようで、合成音声がひと昔前のロボットみたいな感じだな〜と思うような不自然なものでしたが、キハ40などに積んでいるワンマン装置は載せられなかったのでしょうかね。なぜキハ141だけ音声が違うのかが不思議でした。

ミャンマーに行ってしまい、ミャンマーのコッタコタな線路を走る仲間がいる一方で同じ仲間にこうして北海道の地で乗ることがまだ出来るというのはなんだか不思議な感じがしました。

元50系客車のキハ141もキハ40同様いつまで活躍するか分からない存在ですが、JR北が元気だった頃の名残でもあり全国的にも珍しいPDCでもあるキハ143には末長い活躍に期待したいところです。

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