
ここのところ新車導入に伴い車両の動きが活発になっているジェイアール北海道バス。札幌市内の営業所に新車が配備になる一方で地方の営業所には札幌市内の営業所からの転属車が発生し、玉突き式の置き換えが行われています。中でも長沼営業所でその顔ぶれが大きく変わって来ているようです。
以前の長沼だとブルーリボンのロマンス車が根強く残っていたものですし、ロマンス車中心の配備だったように思うのですが、そんな中突如札幌市内の営業所からブルリワンステが転属で配備されたのは長沼らしくないそのスタイルに驚いたものです。こんな時代になったんだなと思っていたところ、今度は神奈川中央交通からの移籍でエアロミディが配備になったり、京急からの移籍車でブルリワンステが配備されたりしていましたが、ここ数年でエアロミディの置き換えが行われ、今度はブルリワンステの置き換えが始まり、比較的年式の若いエルガやエアロスターが配属されるようになりました。AT車が配備されるようになったのも今年のことですね。
そんな中この秋の新車導入で琴似を中心とした営業所から再び転属が発生、おそらく長沼の顔ぶれはエルガ顔かブルーリボンシティ、そしてエアロスターが一部混じるという状況に変わっているものと思われます。
ブルリシティに関しても01年式のものがそろそろ離脱ということになってもおかしくない状況になって来ていますので、こうなるとさらに顔ぶれが変わることになるはずですね。 変化が少なめだった長沼ですが、ここ10年で劇的に所属車両の顔ぶれが出ては消えを繰り返してきたことになりますが、そんな中新たな転属車を確認しました。それが今日ご紹介の札幌200か3354です。 最近車両の動きが激しいので混乱しがちですが、この3354がながぬま温泉行きで運用しているのを見かけました。 琴似からはこの秋13年式のクルマが複数で琴似から長沼へ転属していますが、この3354もその1つ。 2人掛け中心の53型なので「あ〜なるほど」という感じでしたが、長沼のクルマを置き換えるのと同時に琴似には新車で1人掛け中心の52型を配備し52型を増やし53型を減らすという目的があるのかもしれません。
去年まではLKG代ですら長沼に配備されるのがちょっと想像できなかったものですが、今年はLKG代どころかQKG代がドーンと増えて所属する車両の車齢が一気に若返ったというのが長沼なのでしょうね。ただ一気に車両が若返るとその後しばらく入れ替えというのがなくなってしまうということにもなりそうです。 |
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