
長らく全国各地で地元住民の足として活躍して来たキハ40も各地で置き換えが進められ、北海道でもいよいよ置き換え計画が出てきました。なんでもデッキレスの電気式気動車になるようですが、デザインもさることながら、中身も愛嬌のない必要最低限のスカスカな銀箱に置き換わってしまうようですね。
そんな長らく北海道のローカル線を支えてきたキハ40ですが、北海道の場合基本的には100番台から改造された700番台が活躍してきました。その中に300番台があったり、330番台があったり、400番台があったり、中には急行型へ格上げされたものもありましたが、基本的には700番台が主体でした。
そんな700番台も延命工事を受け1700番台へと改番されて、姿も中身も変わっていますが、今日はそんな700番台のトップナンバー車を。
少し前に撮ったキハ40の列車なんですが、この時撮ったのが1701、つまり1700番台のトップナンバーでした。
このクルマは元々キハ40ー239として誕生しているのでトップナンバーではありませんでした。しかし90年代に行われた700番台化で701の車番を与えられ700番台のトップナンバーとなっています。そして3度目の改番となった1700番台化の際現在の1701となっています。 ちなみに登場当初、つまり100番台時代のトップナンバーである101は現在826となっている車両です。
多くのクルマがあちこちへ転属になっているものの、 この1701は室蘭地区にずっとい続けている車両で、室蘭、苫小牧と所属し続けています。まさに室蘭、苫小牧エリアの主なわけですね。
なおこの時は1両で来ることを想定していて、1両なら十分だなと構えた場所だったんですが、やって来て見たら2両だったという落ち。なのでちょっと周囲がうるさい写真となってしまいました。
長らく親しみ、今では唯一北海道に残る東海型ですが、こうした車両まで消え去ってゆくというのは後釜が後釜だけに実にさびしいものです。 |
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