
今日は北海道中央バスの路線車を1台。
今日ご紹介するのは北海道中央バス千歳営業所所属の札幌200か685、三菱ふそうエアロミディ・MKです。
このクルマは02年に導入になった新車のうちの1台。中央バスにおけるエアロミディは98年に初めて導入となりましたが、その時は空知仕様での導入だったものの、02年式のこちらは標準仕様での導入となっており、空知仕様では折り戸で発注された中ドアもこちらでは引き戸に、窓枠も黒サッシから銀サッシへと変わっています。
この時千歳には685〜689までの5台が配備されましたが、それぞれ他所へ転属となっており、今では千歳に一貫して所属し続けているのはこの685のみとなっています。
幕式だった表示機も11年にはLEDへと転換され装いが変わっています。 なお車体更新を受けた形跡がないものの、前戸のステップのラバーが黄色だったものが古来のものに変わっていますのでここは交換されているようですが、通常は青系のラバーから黄色に交換するものがこの685では逆となっているのもちょっとした注目ポイントでしょうか。
これらのクルマも数年のうちに置き換え対象となって来るはずですが、現在地方で威力を発揮しているこうした中型車の置き換えというのが今後どうなるのか気になるところ。中型は中型で置き換えられるのか、それとも大型になるのかが気になるんですが、もう1つ気になるのがこのエアロミディの存在。 このエアロミディMK、このモデルになったのがなんと93年のこと。エアロスターだとまだエアロKが販売されていたような時代ですが未だフルモデルチェンジのない車種だったりするんですよね。
気になってメーカーのHPを見てみたところ、なぜか一覧にエアロミディの姿がありません。個別に検索するとページは出てきますが、バスのトップページにはないんですね。販売終了という話は今のところ聞きませんが、もしかすると販売終了なんてことになっているのかもしれません。となれば中型の置き換えは今後ジェイバス系のみということになってしまいますが、それではあまりにもさびしいので三菱ふそうにはがんばってもらいたいところなんですがね。
でも93年に登場したとは思えないほど今でも古臭い感じがしないモデルだなと感じます。 |
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