 今日は千歳相互観光バスの路線車から1台。 今日ご紹介するのは千歳相互観光バス本社所属の札幌200か3323、いすゞキュービック・ワンステップです。
このクルマは千歳バスが12年に導入したキュービックのワンステップ。それまで西武バスからの移籍車で日産車だけを導入して来た千歳バスですが、12年に路線車としては初ではないかと思われるいすゞ車が導入になりました。そしてこのクルマも続いて同じ12年に入っているわけです。ただし元事業者は同じく西武バスとなっています。
KC代のキュービックですが、V8エンジン搭載モデルになってからのもの。V8モデルのキュービックワンステは道内だと京浜急行などから多く入って来ていますが、西武バスのキュービックワンステというのは道内でも珍しい部類ではないかと思われます。
千歳バスに入ったキュービックワンステは幕式表示機のものとLED表示機のものがありますが、こちらはご覧の通りLED。この違いはなんなのか?と気になってしまいます。
さてこのクルマではありませんが、千歳バスのキュービックワンステに実際乗る機会がありました。キュービックワンステ自体私としてはひょっとすると初めて乗ったような気がします。V8モデルのキュービックはツーステだと乗ったことがありますし、富士重工7Eでも乗ったことがあるんですがね。
この3323もそうですが、本州仕様だけあってリーフサス。そのため走行中足周りが随分ギコギコきしんでいてちょっと懐かしいさすら感じてしまいました。モノコック時代は足周りがきしんでいるクルマって結構あったように思うんですよね。 北海道にやって来てから凍結防止剤の塩害攻撃を食らいまくっているでしょうから、足周りにダメージがそろそろ蓄積してきていそうだなと思うんですが、くぼみにはまった時ギコギコではなくゴンと鳴った時はサスが折れたのではないかとすら思ってしまいました。
以前塩害で腐った結果走行中に足が折れてしまって車体がかしがってしまったという話も聞いたことがありますからね。 北海道仕様ではないクルマを北海道で使って行くにはそれなりの苦労やリスクがあるのでしょう。
なお私が乗った車両には液晶画面の運賃表がついていましたがこの3323はどうなのでしょうね。
それにしてもやはりキュービックは大きな1枚ものの窓ガラスに四角い車体と後にも先にもない存在感のあるデザインだなと改めて感じてしまいます。 私個人としてはキュービックのデザインは嫌いじゃないんですよね。 |
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