今日はニセコバスの動きを少々。
先日からご紹介していますが、ニセコバスに新たな動きが出ています。特に北海道中央バスからPKG代のセレガーラが路線車として本社へ転属しており、ニセコバスの路線車としては初となるセレガーラが登場、特にガーラは初代を含めても初の配備となりました。
また一般路線車も何台か中央バスから転属しており、その顔ぶれが大きく変わって来ています。
今回転属になったセレガーラは以下です
札幌200か2171(札幌北) 札幌200か2172(札幌北) 札幌200か2173(真栄) 札幌200か2175(真栄) 札幌200か2176(札幌東)
一部今回見かけていないものもありますが、おそらく08年式セレガーラのうち上のものがザックリ転属していると見て間違いないでしょう。 なお2174が抜けているのはこの番号を取得しているのは中央バスではなくジェイアール北海道バスだからです。
ではその一部を
こちらは真栄から転属した2175。トイレ付のクルマなのでニセコー小樽の小樽線を中心に使われることになるのでしょうかね。
奥の方にも2台並んでいました。 2176と2172です。どちらも後部トイレ付のクルマですが、こちらも小樽線向けでしょうかね。それとも本社ではなく岩内などに所属することになるのでしょうか。 2172の方はガーラですが、モノとしてはセレガと同じですが、いすゞ車の所属はかなり久々、ガーラとしては初の所属です。
さて最後は来るものあれば去るものもあるというワンシーンを
離脱車がズラリ並んでいましたが、そのどれもが興味深いものです。 左のレインボーは札幌200か1731で元国税局保有のもの。06年にニセコバスへ移籍しふれあいシャトルを経てスクール便用の貸切登録へ、そして15年には中央バスグループのカラーへ転身を遂げていたものの、今回離脱となってしまったようです。96年式ですが、走行距離的には元々自家用車というのもあって少なそうな感じがするんですがね。ニセコ町内の一般路線が廃止となったため減車ということになるんでしょうか。
その隣オレンジが目立つ2台は言うまでもなくニセコユナイテッドシャトル専属車だったもの。これはちょっと驚きました。 98年式のこの2台は元千葉海浜交通からの移籍車でニセコバスには10年に移籍して来ています。 7年ニセコバスで過ごしていますが、夏の間・・・というか11月〜3月頃までの稼働で後は休車状態でしたし、運用範囲もそんなに広くなかったはずですから走行距離もそれほど行っていないでしょうし、痛みも他の移籍車よりは来ていないと思うんですが、早くも離脱となってしまったようです。
一般路線車への転用もないようですが、グループ内へ転属となるんであってもナンバーを切ってしまったり表示機を撤去して撒く抜きにはしないと思うので、やはり廃車なのでしょうね。稼働率的に考えるとちょっともったいない感じがしますが、ユナイテッドシャトルは廃止かと思いきや、今季も運行があるようなのでユナイテッドシャトル自体は継続となるようなんですね。ただこの2台に代わるオレンジのクルマが構内に見当たらなかったので、稼働率の低い専属車をやめて廃止し、期間中は一般路線車で運用するということなのかもしれません。
そして一番右はドリームカラーのセレガFD 個体は特定できませんが、ドア横のステッカー台座がドリームのようなので貸切車ということになるでしょう。 もしかすると元湯の花送迎車だったものかもしれませんね。
以前のニセコバスは初代セレガが多く、スクール便向けに中型、小型車がそこそこいたものですが、その顔ぶれが結構変わっていました。 12月のダイヤ改正からは寿都、黒松内、岩内方面で減便や路線の廃止、土日祝の運休なども行われるようなので、ただの置き換えではなく減車という意味合いも結構強いのではないでしょうか。 近年ニセコバスをとりまく環境は大きく変わって来ていますので、車両もそれに合わせて来たということになるのでしょうね。 |
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