留萌本線 留萌ー増毛が廃止されてまもなく１年となります。
昨年廃線を前に留萌まで行ってみましたが、それっきりで廃線後はまだ訪れていません。しかし１年ほどになるものの、まだ線路や駅舎などはかなり残っているようですね。
ふるさと銀河線や江差線の廃線後もしばらくは線路などがのこされていましたので、留萌線もしばらくはこのままの状態が続くものと思われます。
徐々に線路の撤去や駅舎の取り壊しが進められていくことになるのではないかと思われますが、２年後には石勝線夕張支線の廃線も予定されていますから、ＪＲとしても廃線後の処理に手が回らないという状況になるのかもしれませんね。廃線のしすぎで・・・。
まだ廃線から１年ですから具体的な廃線効果が出ているのかはわかりませんが、今後じわじわと沿線を苦しめていくことになってしまうのかもしれませんね。銀河線沿線が実際廃線から１０年ですが、廃線のマイナス効果が出て来ていると聞きますからね。
何やらＪＲとしては石北本線まで廃線にしたいようですが、石北線を廃線にした場合まず網走方面の観光業には少なからず影響が出てくるのは必至でしょうし、札幌との都市間輸送が高速バスのみになってしまいますが、そうなると今度バス会社では運転手の確保が難しくなって来ていますので、増便したくても出来ないどころか減便せざるを得ないなんてことにもなりうる状況。そうなると交通弱者ほど２１世紀のこの時代、一方では新幹線が走っているところや建設しているところも道内にはある中移動が困難になってしまう地域も出てくるという二極化が進んでしまうことになるのではないかなと思うんですよね。
国も海外に大金をホイホイバラ撒くぐらいなら、経営難に喘ぐＪＲを再度国鉄化して責任を持って地域の交通機関を維持するという必要があるのではないかと思うんですがね。
地域の衰退はやがて北海道全体の衰退につながりかねないわけですし、農村地帯や漁村地帯が廃墟ばかりになれば誰が食料を作り、山を治めていくのかということにもなるわけですからね。海外によく分からない名目で税金をバラ撒くよりは生きた金の使い方ではないかと私は思うのですが。 |
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