レカ郎写真記


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...... 2017年12月16日 の日記 ......
■ 特急北斗ついに終焉   [ NO. 2017121601-1 ]



先日来年3月のダイヤ改正について概要が発表になりました。私も何度か乗ったことがあり、現在では唯一ヘッドマークが残る快速しれとこが快速しれとこ摩周号に変わるそうです。

またマニアックな普通列車として711系時代から続いてきた江部乙→岩見沢の普通列車が深川発に変わり、江部乙始発という列車が消滅してしまうそうです。
土日祝は江部乙ー滝川が運休でしたし、これにより深川方面の列車待ち時間が1時間近く短縮されるそうなので利用者的にはいいこと尽くしではありそうですが、なぜ江部乙始発?と思うようなマニアックな列車だっただけにちょっと残念な気がもします。711系をはじめとして幕式の電車には江部乙という表示のコマも入っているんですよね。
その昔江部乙は1つの自治体だったということが何か関係しているのでしょうかね。

廃止されるものとしては羽帯駅が廃止になるようです。羽帯は以前から通過する普通列車も少なくなかったですからね。ようは普通列車すら通過する駅というのは廃止の可能性がある駅と見ていいのではないでしょうか。

そして廃止されるもう1つのものとして特急北斗があります。廃止と言うよりキハ261系増備に伴いスーパー北斗化される形になりますが、気動車のスーパー特急ではいち早くスーパー特急が登場したのが北斗系列だったものの、全スーパー化が一番最後というちょっと変わった列車でもありました。ただこれで完全に千歳線からキハ183系のタイフォンの音が消えるということになるわけです。
ある意味よく今まで特急北斗はスーパー化されずに細々と残って来たものだと思いますが、あれほど全道各地に走り回っていたキハ183系の規模縮小を改めて感じさせられるダイヤ改正の内容となるようです。
私も修学旅行では往復北斗で、スーパー北斗に乗る学校がうらやましかったりもしたものですし、通し乗りはあまりないものの、区間利用では北斗に何度か乗っていますのでなくなるのは残念な限りで、1つの時代が終わるんだなと感じてしまうんですが、北斗に回っていたキハ183系がそうなるとオホーツク、大雪専属車という形になるわけですね。しかし石北線特急はいつまでも古い車両ばかりあてがわれるなと思うんですが、ただキハ183系登場以来オホーツクは一貫してキハ183系が務めて来ている特急とも言えるわけですね。

ところでキハ183系が北斗系列から撤退するのであれば別にスーパーをつけなくてもよいのでは?と思うのですが・・・。今って何を取ってもスーパーを名のるに値するものを持ってないんですよね。その中でスーパーの称号を与えるのは過剰広告的なものというかエセ的なものを感じるのですが・・・。

キハ183系は私も随分乗りましたが、あの独特の渋いトルコンの音がいいな〜と思うんですね。いかにも走ってるという感じがして。夜行列車でやられると目が覚めてしまいちょっと嫌ではあったんですが、NN183の発進時に起きるノッキングも機械的な感じでちょっといいなと思っていたものです。
キハ261系と同じエンジンに載せ替えてからのキハ183系は乗っていませんので、どう変わったのかはわからないんですが、もしかしてオホーツク、大雪向けに残すキハ183系はエンジン交換車で、他は廃車ということなのかもしれませんね。

長らく道民の足として活躍してきたキハ183系、先代のキハ80系はフル編成で三笠に保存されてしますが、現在のところキハ183系の保存はないのが現状。スラントも貫通型も1両くらいは残ってほしいなと思うんですが、今の現状を見ると昔ほど保存のハードルは低くないですからね。ちょっと無理なんじゃないかと思うんですが、キハ183系が消えゆく中その功績が称えられる日が来ることを願うばかりです。

ところで今も代走となるとキハ183系なわけですが、そんなに潰してしまって大丈夫なのでしょうか?なにせ後輩の車両たちがあまりにも不甲斐無いもので・・・。老兵は何の心配もなく後輩たちにあとは任せて引退することはできるのでしょうか。

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