最近では札幌２２ナンバーのバスも数を減らしかなり少なくなってきました。事業者によってはすでに全廃して全車札幌２００ナンバーをつけているというところもあるようですが、そんな中今日は札幌２２ナンバーをつけているクルマを１台。
今日ご紹介するのは岩見沢観光バスの札幌２２か３２０１、日野セレガＧＪです。
このクルマは札幌２００ナンバーに切り替わる直前の９８年に２台新製導入になったクルマの１台。
札幌２２ナンバーは９８年５月からの交付開始で、こちらのクルマは４月に導入になっていますので、登録時期がほんの少し遅かったら、札幌２００ナンバーの一桁、二桁辺りをつけていたかもしれないという個体です。
もちろんこの時入った２台が岩見沢観光としては最後の札幌２２ナンバー登録のクルマともなっています。
６０人乗り仕様で発注になっているようなので、詰め込み仕様ということになりそうですが、ロイヤルエクスプレスという称号を与えられているようです。
またデザインの一部として事業者オリジナルのロゴでセレガＧＪと車体に表記されているのは珍しいですし、分割窓の間にも岩見沢観光のロゴが入っていたりするのもかなりこだわって発注しているのが伺えます。
岩見沢観光では２代目セレガも発注車で導入していますが、ここまでのこだわりはなくなっています。
札幌２２ナンバーのクルマも各社で残りわずか、札幌２００ナンバーの初期のものも廃車が始まっていたりするほどですし、貸切事業者における札幌２２ナンバーはほとんど見なくなったと言ってもいいぐらいですが、そんな中このクルマは貴重な存在と言えるのかもしれませんね。 |
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