レカ郎写真記


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...... 2017年12月26日 の日記 ......
■ 王子製紙の運河   [ NO. 2017122601-1 ]



今日はちょっと変わったものを。

苫小牧を代表する企業と言えば王子製紙苫小牧工場です。苫小牧駅近くにドーンと構えており、苫小牧駅からもその高々とそびえる煙突を目にすることができます。王子製紙なくして苫小牧なしと言っていいほど苫小牧とは密接に関わっているのが王子製紙なわけですが、この王子製紙には運河のようなものがあるんです。

運河と言っても別に船が行き交うというわけではありません。正確には水路というのが正しいのでしょう。
その水路に流れるものというのが丸太なんです。

紙を作る原料の丸太なわけですが、王子製紙は広大な敷地を有しており、線路の南側が工場本体なのに対し、北側は貯木場となっています。この貯木場と工場本体を結ぶのが水路なわけです。トラックなどで運ぶよりも効率的ということで、今も昔ながらの水路を使った運搬方法で丸太を工場に運び入れているようですが、主に処理をするのが夜間帯のため丸太がどんぶらこと流れている光景を目にするのは夜の方が多いようです。

水路を流すわけですが、当然突っかかったりして詰まってしまうこともあります。そうした場合は専用の係り員が詰まりを解消する作業を行うようです。またところどころに監視室のような小屋も見受けられますし、照明の他監視カメラも設置されています。

この水路、衛星写真などで見てみるとかなり長いことがわかります。そして線路をくぐって工場へ入った後姿を消しています。この工場内部で水路がどのようになっているのかが気になるんですよね。


さて今日の写真はその水路を撮ったもの。道路の他こうして線路をもくぐっています。丸太が流れる水路ではありますが、そんなに幅の広いものではなく、ドブのちょっと大きいやつのような感じです。

ところで苫小牧と言えば冬場かなり寒い地域となりますが、水路が凍ってしまったりしないのでしょうか。川だって滝だって冬は凍りますからね。この程度の水量の水路ならそのうち凍ってしまいそうな感じがするんですがね。

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