今日は北海道中央バスから。
今日ご紹介するのは北海道中央バス白石営業所所属の札幌22か2986、日産+富士重工R17E・ワンステップです。
このクルマは97年に中央バスにおけるワンステップ車第二弾として、またKC代としては初の導入となったもの。エアサスによる二―リング機構を初めて備えたクルマともなりました。 当初は平岡営業所に配備されたものの、01年に札幌市営から移管となった白石営業所へ転属、以来白石の一員として活躍しています。
現在はLED表示に転換され見た目は変わっているものの、多くのクルマが車体更新の際ドアをブラックアウトされるのに対し、こちらのクルマは今も新製時代そのままのボディーカラーとなっているのも特徴的です。
ワイドドア、3連のシーケンシャルフラッシャーライト搭載という現在では数少なくなった90年代に中央バスが発注したクルマの特徴を色濃く残す希少な1台となっています。
最近このクルマを時々見かけることがあるんですが、ウィンカーのフラッシャーが今もきっちり作動しており、こういうテールランプのクルマもほんとに見なくなったな〜、これぞ中央バスだったのにな〜なんて思ってしまいます。
もう間もなく置き換えされてしまうのではないかと思われますが、こうした古き良き時代の特徴を残すクルマが失われていくのはさびしい限りです。 |
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