今年3月のダイヤ改正で色々なものが変わりしたが、中でも函館本線から785系が撤退し、続々と廃車されたということが大きな出来事の1つと言えるのではないかと思いますが、そこでふと思う不思議。来年3月のダイヤ改正で今度はキハ183系が北斗から撤退することで、千歳線、室蘭本線からキハ183系の姿が完全に消えることになります。これにより札幌ー函館の特急が全てスーパー北斗になるわけですが、一方ですべて789系1000番台に統一されたのにスーパーの冠を奪われたのがカムイ。実はスーパーだけでなく、すずらんと揃ってとられたもう1つの肩書に「L特急]というのもあるわけですが、なぜスーパーカムイはスーパーを取られ、北斗系列は全列車スーパーになるのか?と思ってしまうんです。 スーパー北斗がずば抜けて早いとか、高性能とかいうわけではなく、むしろ振り子どころか車体傾斜装置すら非搭載の廉価版キハ261系1000番台がぞろぞろと揃ってるS北斗ですから、本来であればキハ183系の撤退を持って、S北斗も全列車北斗にすべきだと思うんですね。なぜSカムイからはスーパーを取ってS北斗からはスーパーをとらないのか、この違いがよく分かりません。
というかもはやJR北にスーパーを名乗るに値する列車ってないと思うんですね。速度もみんな同じ、設備も大体同じですので。
距離の問題なのか?ということも思ったんですが、でもS北斗よりさらに長距離を走っているスーパー宗谷が3月のダイヤ改正からスーパーの肩書をとられてしまっています。
もはや過剰広告になっているスーパー特急なわけですが、大雪、ライラックという名称を復活させたように、国鉄時代からの特急列車の名前を重んじて、全列車からスーパーを取って元に戻してもいいように思うんですがね。新しい車両が数十年後出て来た時そっちに改めてスーパーをつけてもいいわけですし、その方が新しい次世代の車両にも付加価値がつくように思うんですがね。
スーパー北斗やスーパーおおぞらがデビューした時はそれはそれは次世代の風を感じたものですが、120km運転で、車両性能も100%生かしきらない今となっては過剰装飾にすぎないな、名前負けしてるな〜と思ってしまいます。 |
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