
現在は1日1便のみになってしまった札樽間を走るキハ150の列車、以前は日中時間帯に函館本線山線からの直通列車がいくつか設定がありましたので、その姿を見ることができました。 現在はキハ150ですが、さらに前、快速マリンライナーがあった頃はキハ40で存在してたんですよね。
今日の写真はそのキハ150が日中走っていた頃のもの。快速マリンライナーなのか、それともニセコライナーになってからなのかちょっとハッキリしませんが、快速表示を出して架線下を走る姿と言うのはもう見られないものになってしまいましたね。
現在も上り列車に1便札幌から然別まで直通で走る山線への送り込み回送を兼ねた列車が設定されていますが、以前まであった長万部→札幌の直通列車、そして長万部→札幌間の最終列車ともなるこの列車は小樽止まりになってしまったので札樽間の下り列車でキハ150に乗るというのは不可能になってしまいました。 朝ある上り列車も始発列車でもありますから日が短い時期はまだ夜が明ける前ということで明るい中で見ることはできない列車でもあります。
しかし日中は電車がガンガン走っている区間なのにその区間の始発列車が気動車2両というのは面白いなと思ってしまいます。
この然別行き、何度か乗ったことがあるんですが、函館本線の始発列車なのに2両での運行なのでめちゃくちゃ混むんですよね。山線との直通列車が今よりあった時代、この列車に当たると車内が激混みになっていたものですが、その当時を思い出してしまう光景です。 車掌がキハ150に乗務するというのは札樽間ぐらいではないでしょうか。
キハ40の時代はマリンライナーとして走る札幌ー小樽間はヘッドマークもちゃんとつけられていたものですし、今より山線と札幌圏のつながりが強かったように思うんですが、今では直通列車はほとんどなくなり、それどころか山線の列車自体削減されてしまったため当時の面影はもうないように感じます。
ただ未だに夕方キハ201×6を倶知安まで送り込んで翌朝蘭越まで回送した上で蘭越から直通で札幌まで運行する列車が残っているというのは奇跡みたいなものでしょうかね。しかもキハ201での運行ですからね。1度だけ山線を走るキハ201に乗ったことがありますが、景色に不釣り合いな通勤型気動車に違和感を感じまくったものです。 |
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