レカ郎写真記


[PREV] [NEXT]
...... 2018年02月12日 の日記 ......
■ 雪まつりシャトルバスの変化   [ NO. 2018021201-1 ]



今年の雪まつりも今日無事閉幕を迎えました。前半は天気にも恵まれたものの、肝心の3連休は暖気の後の寒波で雪像も観客もなかなか厳しいコンディションとなってしまい、暖気が入ったせいで何基か雪像が崩れたり、棄権防止で崩したりしたものも出てしまったようですね。
雪まつり期間中に暖気が入って緩むというのは大体毎度のことですが、雪まつりにしても生活する側にしてもこの時期の暖気は余計なんですよね。

さて、そんな中毎年恒例になっている雪まつりの第二会場であるつどーむ会場と栄町駅、麻生駅、大通方面を結ぶシャトルバスが今年も運行されました。

しかしそのシャトルバス、今年は大きな変化が出ています。それはジェイアール北海道バスが撤退したこと。これまで北海道中央バスを主体にJHBの2社体制で運行してきたわけですが、今年からJHBの姿がつどーむから消えてしまいました。JHBはつどーむと大通方面を結ぶシャトルバスを運行していましたが、中央バスでも運行しており、以前からJHBと中央バスの路線は被っているな、共同運行でもいいのではないかと思っていたんですが、共同どころか今年はJHBが撤退、中央バスのみになってしまいました。

JHBは毎年このシャトルバス運行の際、琴似や手稲といった近場の営業所を中心に、厚別、遠くは長沼からも車両を集めて運行に当たって来ていたものの、今年からはエリア外の営業所のクルマをつどーむで見ることが出来なくなった他、長沼の車両が都心まで出るということもなくなってしまったわけです。
さらに以前は高速を使って新札幌駅とつどーむを結ぶシャトルバスまで設定されていたものの、こちらがいち早く廃止となっていました。そこそこ乗客は乗っていたように思うんですがね。
この高速経由の路線には厚別所属の貸切車が当たったり、シートベルトの関係でロマンス車が当てられたりしていたものです。一般路線車が高速を走る貴重な路線だったんですがね。

また中央バスにおいても、以前より運行便数が減ったなと感じました。明らかに撮影していても出てくる頻度が下がった気がしました。
おそらくこちらにもドライバー不足の影響が出て来ているのでしょう。
一般の路線ですらドライバー不足で減便されたりする中、シャトルバスにまで人員を割けないという感じになってきているのではないかと思うのですが、人手不足がさらに深刻になると、通常の路線以外のたとえばこのシャトルバスのような臨時便の運行にまで手が回らなくなってしまい、イベントの際のシャトルバス運行が困難になり、交通手段がないなんてことにすら発展してしまうのではないかと感じました。

つどーむは観光客が大勢来るという感じではなく、子供が遊ぶための場所という印象が強いですから、大通やすすきの会場から比べると苦戦しがちで、明らかに都心部の会場に比べると人の数が少ないんですが、シャトルバスの需要と言うのもまた減りつつあるのかもしれませんね。そもそも栄町駅から歩いても10分程度ですからね。
ただはやり真駒内会場時代の状況を知っているだけに、真駒内から比べるとやっぱりつどーむは客足が遠のいてるなと感じざるを得ません。自衛隊前駅なんて臨時の改札まで設置して対応していましたからね。

真駒内会場からさとらんどを経てつどーむに落ち着いたわけですが、来年でつどーむに落ち付いて10年目、このシャトルバスも転換期を迎えて来たと言えるのかもしれませんね。

JHBが撤退して中央バスだけになったためなのか、毎年プレートの表示や一部ではシャトルバスのバスマスクをつけて運行していたこのシャトルバス、今年はそうした表示は見られずシンプルになっていました。この辺りも変化と言えるのでしょうね。

なお今年の車両は札幌東が主体でその中に石狩が混じるという感じでした。どれも札幌東のクルマばかりでしたので、札幌東内はほとんど車両がいないのでは?と思ってしまうほど。以前だと新川からも来ていましたが今年は見かけませんでした。また見かけなかったシリーズとしては、元札幌市営のクルマをついに見かけなくなりました。以前なら札幌市営のクルマだらけということもあったんですがね。もうそこまで数を減らしているということなのでしょう。

ちなみに会場出口付近がツルツル路面でバスが豪快に横滑りし、カウンターを当ててたて直している場面を何度か目撃しましたし、タクシーはスピンして私の前で完全に横向きになってしまった場面も見かけましたが、砂を撒くなどの対応はしてくれないのでしょうかね。特にバスに比べて軽いタクシーは出て来るクルマ出て来るクルマみんなドリフト状態になってましたが、歩道だけでなく、車道のツルツル路面対策も必要なのでは?と感じた次第。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: