レカ郎写真記


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...... 2018年02月26日 の日記 ......
■ 冬の西の里周辺   [ NO. 2018022601-1 ]
札幌と北広島を結ぶサイクリングロード、札幌市内を白石サイクリングロードや陽だまりロード、北広島市内はエルフィンロードと愛称がつく旧千歳線を利用したこのサイクリングロードの正式名称は札幌恵庭自転車道線といい、道道1148号という番号まできっちり与えられています。
このサイクリングロードの北広島側、正確には上野幌から北広島市共栄までの間が冬季間除雪されないため実質通行止めとなります。昨年ぐらいまでは冬季通行止め情報にもきっちり出ていたのですが、今年は出ていないようですので、どういう扱いになっているのかはわかりませんが、徐雪されていないため通行止め扱いになっていなくても実際には行けるもんなら行ってみろという状況。ということで先日西の里まで行ったついでに行ってみました。

除雪されていませんので、スキーやスノーシューといった装備が必要です。埋まって大変な思いをしたり、靴の中がベチョベチョになってもいいというのであればそうした装備はいりませんけどね。

私はスノーシューを持っているので、スノーシューで歩いて行ってみました。




状況はこんな感じです。歩くスキーの跡がたくさんついていますが、この部分はかなり圧雪されていてスノーシューなしでもいけそうな感じでしたが、これは自転車の駅まで。そこから先は急にスキーの跡がなくなっていますしスキーヤーによって圧雪されていないので埋まりやすくなっています。
ちなみに右は時にチラリとちょうど通過して行った731系を入れてみたんですがなんだかわからないですね。

昨年は上野幌ー北広島で唯一あるトンネル部分で工事していて完全に通行止めになっていましたので、札幌と北広島が寸断され行き来できなくなっていました。実際昨年もスノーシューで見に行ってみたんですが、トンネルが完全に封鎖されていたほか、自転車の駅を境にトンネル側へは立ち入り禁止になっていたので近づくこともできませんでした。
ただどうしても冬の間トンネルがどうなっているのかが気になるということで今年リベンジしてみたというわけです。
札幌市内にはサイクリングロードのトンネルは随分ありますが、徐雪されていて普通に歩いたりできるようになっています。なので冬の間サイクリングロードにあるトンネルがどうなっているのかはすぐ見られるわけですが、普通に通ることができるトンネルを見たって面白くも何ともないわけです。冬の間徐雪されずに放置状態になっていてほとんど人も来ないような状況にあるトンネルだからこそ気になるわけですね。廃墟探検気分といった感じでしょうか。

さて圧雪されている区間を過ぎスノーシューの威力発揮といった状況になって少しすると




現れました、トンネルです。去年はブルーシートで封鎖されていたこのトンネルですが、今年はぽっかりと口を開けています。ちなみにこの辺が旧千歳線の西の里信号所付近になるでしょうか。こうして見るとサイクリングロードが雪に埋もれているので廃線風景、線路跡地という感じがより感じられます。

昨年はこのトンネルが封鎖されていて札幌と北広島が寸断されていたので、サイクリングロードにはスキーや足跡が一切なかったんですが、今年は例年通りスキーやスノーシューの跡がついています。



トンネルに着きました。
なんと誰も来ない状況にあるトンネル内に照明が普通に点いていたではありませんか。
トンネル内はあまり雪が吹きこんでおらず急にアスファルトが顔を出しています。この中だけは秋のまま止まっているという感じでした。
車道のトンネルだと中が凍結したりクルマによって持ち込まれた雪などで結構路面状態が悪く、スリップ事故も起きやすくなっていますが、ほとんど訪れる人のいないサイクリングロードのトンネルは時が止まったような状態になっていました。
私はこの中をスノーシューのまま通りましたが、スキーの人はどうしているんだろうという疑問が。ここで一旦外してトンネルを通ってまたその先でスキーを履くのか、それともスキーのまま通過するのか。

なお千歳線時代はこのトンネルの先、出て少し行ったところに踏切があったようですね。そしてこのトンネルと立体交差している道路が本来なく、道路は大きく曲がってその踏切を渡る形になっていたようです。この30年40年くらいの間に大きく道路の付き方が変わっているというのがこの辺りになるようですね。

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